公開日:2021年 12月18日
更新日:2022年 3月 6日
本日は甲状腺がんについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
甲状腺がんの原因は、詳しくわかっていません。一部の甲状腺がんの場合、遺伝が原因で発症することはわかっています。
遺伝が原因で発症することがあるとわかっている甲状腺がんは、甲状腺髄様がんと甲状腺乳頭がんです。遺伝が原因で発症する場合は、原因がわかっていない場合と比べて比較的若いうちに発症するという特徴があるということもわかっています。
甲状腺がんの症状は、ほとんどの場合しこりのみです。しこり以外の症状が現れることはほとんどありません。
場合によっては、違和感、呼吸困難感、声のかすれ、のみ込みにくさ、誤嚥や圧迫感、痛み、血痰などの症状が現れることもあります。
改善のために甲状腺全摘手術を受けた場合、手術の後甲状腺ホルモン薬使って甲状腺ホルモンを補充しなければ、甲状腺の機能が下がり、眠気や記憶障害、抑うつ、皮膚の乾燥、脱毛、むくみ、声がれ、徐脈などの症状が現れることがあります。
しかし、きちんと手術の後に甲状腺ホルモンの補充を行えばこのような症状が現れることはありません。
甲状腺がんの改善方法は、基本的には手術です。甲状腺乳頭がんや甲状腺濾胞がんの場合は、甲状腺を切除する手術を行うことが多いです。必要な場合は、首や気管などのリンパ節を取る手術も行うことがあります。
甲状腺を切除する手術には全摘手術と一側の甲状腺を切除する片葉切除術があるため、医師と相談の元手術の方法を決めることが大事です。手術をした後は、甲状腺ホルモン剤を使うことが多いです。
手術の他にも、化学的な方法や放射線、分子標的薬などを使って改善を行うこともあります。
甲状腺がんを含むがんを防ぐためには、禁煙すること、アルコールの摂取は程よく行うこと、バランスの良い食事をすること、適度に運動をすること、感染の予防をすることなどが有効であると言われています。
がんは、早い段階で発見し、改善に取り組むことも大事です。甲状腺がんは遺伝性のものもあるため、家族の中に甲状腺がんを発症している人が複数いる場合は、病院で調べることをお勧めします。
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