公開日:2021年 10月23日
更新日:2021年 10月30日
本日は伝音難聴について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
伝音難聴の原因は、外耳や中耳の損傷です。外耳や内耳に傷がつき内耳に音の振動が伝わらず難聴が起きるのです。
主な原因として考えられることは、生まれた時から小耳症や閉鎖症などの欠損や変形があること、ダウン症候群やゴールデンハー症候群などの疾患、乳様突起炎や中耳炎、皮膚の腫瘍や嚢胞があること、耳漏や慢性的な耳感染、良性腫瘍などです。
耳の手術を受けたことが原因で伝音難聴が起こることもあります。
伝音難聴の症状は、耳のつまり感や話した言葉のこもり感です。
大きな音は聞こえても、一般的な大きさの音が聞こえにくくなります。そのため、周りの雑音が多い場所では特に症状を強く感じることが多いです。
伝音難聴は大きな音は聞こえるため、音を大きくすることで聞こえやすくなります。そのため、伝音難聴は補聴器が非常に有効な難聴です。
伝音難聴の改善方法は、程度や原因によってさまざまです。主に、薬や手術、補聴器や骨固定型補聴器などを使って改善を行います。
原因が耳垢が詰まっているというような簡単な場合は、簡単な処置ですぐに改善することができます。
耳感染症が原因の場合は、抗生物質を使って改善を行います。症状が重い場合や生まれつきなどで改善が難しい場合は、少しでも聴覚を少しでも回復させるために手術を行うことも多いです。
難聴の程度をきちんと把握することは、適切な改善方法を見つけるために非常に大切なことです。
伝音難聴は補聴器が非常に有効です。しかし、症状が軽い場合や中等度の場合により適しています。症状が重い場合は、補聴器より人工内耳の方が適していることもあるのです。
病院で自分がどの程度聞こえなくてどのような音は聞こえるのかをきちんと調べて適切に改善を行いましょう。
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