公開日:2022年 9月 1日
更新日:2022年 9月20日
本日はLOH症候群について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
LOH症候群の主な原因は、年齢です。テストステロンは、年齢を重ねるとともに少なくなっていきます。
年齢を重ねることでテストステロンが減ることには、精巣でテストステロンを分泌する細胞が減ることやテストステロンの分泌を促すホルモンの分泌量が減ることが関係していると言われています。
さらに、テストステロンが減ることだけがLOH症候群の原因なのではなく、ストレスも関わっていると言われています。
精神科の薬や胃薬などの薬が原因で、テストステロンを下げるホルモンが増え、テストステロンが低下してLOH症候群を発症することもあります。
LOH症候群の症状は、さまざまです。精神的な症状も身体的な症状も現れます。
精神的な症状では、うつ状態になる、集中力が続かなくなる、倦怠感を感じる、色々なことが楽しくなくなる、イライラするなどが現れます。
身体的な症状では、疲労感や不眠、筋肉痛や肩こり、頻尿などが現れます。ほてり、のぼせ、手足の冷え、多汗、性機能の衰えなども現れます。性欲がなくなったり、朝起ちの回数が減ったりすることもあります。
LOH症候群によって現れている症状は、年齢からくる衰えや、毎日のストレスや疲れだと思い込んでいるケースが多いです。そのため、特に気にせず我慢している人も多いと考えられます。
LOH症候群の改善には、症状をやわらげるために行う方法と、テストステロンを増やすために行う方法があります。
症状をやわらげるためには、EDの症状に対してはEDを改善するための薬、うつ症状に対しては抗うつ薬、ほてりに対しては漢方薬などを使います。
テストステロンを増やすためには、テストステロン注射を行います。テストステロン注射によってテストステロンを補充するのです。
LOH症候群に対しては、テストステロン注射を行い症状が改善するのかをみて改善する場合、注射を続けます。改善しない場合は、他の病気である可能性もあるため、他の病気を調べることも必要になります。
LOH症候群では色々な症状が現れます。テストステロンを補充することによって改善する症状もいろいろあります。
ふらつきや眠りの浅さ、手足の冷たさ、ほてりや発汗、疲れやすさ、肩こりなどの改善が見られます。他にも、夜中にトイレにおきる回数が減ったり朝起きやすくなったり、イライラが減ったりすることもあります。
11時から21時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11時~21時迄 | ◯ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
年末年始