公開日:2021年 12月23日
更新日:2021年 12月25日
本日は食物アレルギーについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
食物アレルギーの原因は、食べ物に含まれるタンパク質です。しかし、なんの食べ物に対してアレルギーが起こるのかということについては人によって様々です。
食物アレルギーの原因となる食べ物の中でも日本でものは、鶏卵や牛乳、小麦です。中でも鶏卵が多いと言われています。
他にも、甲殻類や果物、木の実類などが原因となることが多いです。
食べ物は本来は無害であるはずです。しかし、体が食べ物を異物であると判断することで食物アレルギーが起こります。
なぜ、無害であるはずの食べ物を体が異物と認識するのかということについては詳しくはわかっていません。
体が異物と認識する理由については、湿疹などでダメージを受けた皮膚に食べ物の成分が接することで、食べ物を悪いものであると間違えて認識するようになってしまうと言われています。
食物アレルギーの症状は人によって様々です。中でも多い症状は、皮膚症状、呼吸器症状、粘膜症状です。
皮膚には、じんましんや湿疹やかゆみなどが現れ、呼吸器にはくしゃみや鼻水や咳や呼吸困難などが現れます。粘膜には目の充血、腫れ、かゆみ、口の中の腫れや違和感などが現れます。
皮膚症状と呼吸器症状と粘膜症状の中でも特に皮膚症状が現れる人が多く、約7割の人は皮膚症状が現れると言われています。
消化器症状や神経症状、全身症状が現れる人もいます。消化器症状では腹痛や下痢、嘔吐など、神経症状では頭痛など、全身症状では血圧の低下や意識の低下などが現れます。
全身症状が強く出ることをアナフィラキシーショックといいます。アナフィラキシーショックが起こると、命の危険もあります。
食物アレルギーの根本的な改善方法は今のところありません。改善を行うために重要なことは、食物アレルギーの原因となっている食べ物を特定することです。
食物アレルギーの原因となる食べ物は人によって様々なため、自分がアレルギーを起こしている食べ物を特定することが非常に重要になるのです。
原因となっている食べ物を特定できたら、病院で栄養食事指導を受け、原因となる食べ物を必要最小限に取り除いた生活を送ることで症状が現れないようにします。
他にも、原因となる食べ物を、症状が出ないくらいの少ない量食べることで少しずつ体を慣れさせる方法もあります。少ない量から少しずつ食べる量を増やして食物アレルギーの原因となっている食べ物を食べられるようにすのです。
しかし、この方法はアナフィラキシーのきっかけになる危険もあります。そのため、専門の医師のもとで特別な配慮をして安全に行うことが重要です。
血圧が下がったり、意識がもうろうとしたりするような症状はアナフィラキシーショックである可能性があります。すぐに病院に行くことが大事です。
原因となる食べ物が1つではなく複数あることもあります。原因となる食べ物が複数あった場合、完全に取り除いた食事を続けることは難しいです。
しかし、きちんと調べることで原因となる食べ物をどの程度の量であれば食べてもることができるのかなどの情報もわかります。原因となる食べ物を特定するとともに、どのくらいの量食べると危険であるのかを把握しておくことも大事です。
特定の食べ物を取り除いた食生活をする時には、代わりに栄養をとれる食べ物を取ることも大事です。きちんと医師と相談し、指導を受けた上で食生活を改善していきましょう。
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