思春期早発症の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年 2月23日

更新日:2021年 5月 15日

本日は思春期早発症について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 思春期早発症とは
  • 思春期早発症の原因
  • 思春期早発症の症状
  • 思春期早発症の改善方法
  • 思春期早発症のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

思春期早発症では性別の差が約2〜3年早く現れ始める

思春期は、子供が大人に成長していく過程のことです。思春期は、心も体も変化していきます。

 

思春期は、体つきの変化も大きく身長が著しく伸びる時期です。思春期が始まるきっかけについては現在はまだ明らかになってはいません。しかし、性ホルモンが上がることによって、性別の差がはっきりと出てきます。

 

一般的には、女の子は10歳頃で男の子は12歳頃に性別の差がはっきりと現れますが、思春期早発症では性別の差が約2〜3年早く現れ始めます。

思春期早発症では、早い時期に体ができてしまうために身長が低いまま止まってしまうこと、幼い年齢で乳房や陰毛、月経などが現れて本人や周りが戸惑うことがあること、などの問題が起きることがあります。

 

珍しいケースですが、脳などに思春期を進めてしまう原因になる病気があることもあるため、病気がないかどうか確認することも必要です。

思春期早発症は、原因によって大きく2種類に分けられる

思春期早発症は、原因によって大きく2種類に分けられます。

 

1つ目は、ゴナドトロピン放出ホルモンが早い時期に活動を始めることでゴナドトロピンの分泌が刺激され、性腺からの性ホルモンの分泌が早い時期に起こることが原因の中枢性思春期早発症です。

 

中枢性思春期早発症は、さらに2つに分けることができます。1つは脳の中の腫瘍や脳炎後遺症や水頭症などによって起こる器質性中枢性思春期早発症です。もう1つは明確な原因がわからない特発性中枢性思春期早発症です。

 

ほとんどの女の子の思春期早発症は、特発性中枢性思春期早発症であると言われています。

2つ目は、末梢性思春期早発症です。これは、副腎腫瘍や性腺腫瘍などが原因で起こる思春期早発症です。

 

思春期早発症を判断するためには、成長曲線を確認してカウンセリングをし、骨年齢や血液などを調べます。男子の多くは、陰毛の発育や成長の異常などによって思春期早発症が見つかります。そのため、判断が遅れてしまうことも多くあります。

思春期早発症は早くに月経がきたり陰毛が生えてきたりする

女の子に多い特発性中枢性思春期早発症の場合、7歳6ヵ月より早い段階で乳房が成長しはじめたり、8歳になる前に陰毛が生えはじめたり、10歳6ヵ月になる前に処刑を迎えたりします。

 

男の子の場合は、精巣の大きさが3〜4ml以上になった時が思春期の始まりだと考えられています。この思春期の始まりと考えられている状態に9歳より早くなった場合、思春期早発症の可能性があります。

 

思春期早発症の男の子は、10歳になる前に陰毛が生えはじめたり、11歳になる前にひげが生えはじめたり声変わりをしたりします。

男の子の場合は、特殊な体質を持っている子供以外に思春期早発症の症状が見られることは非常に珍しいことです。そのため、視床下部や下垂体の近くに腫瘍などがないかどうか確認することをお勧めします。

 

さらに、男の子の場合、hCGという精巣に命令をするホルモンを作ってしまう腫瘍があることによって男性化が進んでいる可能性があります。

 

女の子の場合、乳房が膨らむ前か直後に性器からの出血が起こるなどの生理的順序に従わない症状がある時は、卵巣が脳から命令を受けていないにも関わらず活動してしまうという自律性機能性卵巣嚢腫である可能性があります。

 

思春期早発症が疑われる場合は、このような珍しい特殊なケースの思春期早発症があるということも頭に入れておくことも必要です。

思春期早発症は原因によって改善方法が異なる

思春期早発症は原因によって改善方法が異なります。

 

先天性副腎皮質過形成症が原因の思春期早発症の場合の改善方法は、副腎皮質ホルモンの改善です。副腎腫瘍や性腺腫瘍などが原因の思春期早発症の場合は、手術を行い改善に取り組みます。

 

頭蓋内腫瘍が原因の場合の改善方法は、手術です。手術で原因である腫瘍を取り出すのです。手術で取り出すことが難しい時は、放射線や抗がん剤を使って改善を行います。

 

しかし、組織奇形の1つである過誤腫の時は、薬を使って改善を行います。腫瘍そのもので圧迫されて症状がある場合は手術で腫瘍を取り出します。

 

脳炎後遺症や水頭症が原因で思春期早発症が起こっている場合にも、薬を使って改善します。

原因となる疾患がない特発性中枢性思春期早発症の場合の改善には、薬を使います。この場合の改善の目的は、性ホルモンの分泌を抑えて、二次性徴が進むことを止めることです。

 

一時は成長する速さも抑えられ遅くなります。骨が成熟していくことを抑えることで、身長が伸びることが止まってしまうことを予防できるため最終的には正常な成人身長になることが期待できるのです。

 

基本的に改善に使う薬は、Gn- RHアゴニストという薬です。この薬は、ゴナドトロピンの分泌を抑えて性ホルモンが合成されることや分泌されることを抑える働きをする薬です。

全ての子が同じように大きくなるのではない

思春期が始まる時期は、遺伝や環境などによって個人差があり、人によって違う年齢で始まるものです。

 

思春期は、昔と比べて最近では早い時期に始まるようになりました。これには栄養や健康状態、生活条件の改善が関係していると考えられています。思春期が始まる時期が何歳の時でも、一般的に成熟が起こる順番は同じ順番です。

 

しかし、男子でも女子陰毛やわき毛が最初に生えることもあります正常な変化で特に心配しなくても良いという可能性もありますが、できれば医師に相談することをお勧めします。

 

思春期の相談で病院に行く時は、母子手帳や、保育園、幼稚園、小学校の時の身長や体重の記録などが数字で記録してあるものをできるだけ多く持っていくと良いでしょう。

 

思春期は、身長を決める重要な要素となります。思春期になれば身長が伸びて大きくなると考えている人も多いですが、 全ての子どもが同じように身長が伸びて大きくなるのではありません。

 

思春期に対して、不安なことがあるときは一度病院に相談いくことをお勧めします。

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