低置胎盤の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2023年  1月 3日

更新日:2023年  3月10日

本日は低置胎盤について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 低置胎盤とは
  • 低置胎盤の原因
  • 低置胎盤の症状
  • 低置胎盤の改善方法
  • 低置胎盤のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

低置胎盤とは、内子宮口を覆っていない状態

低置胎盤とは、胎盤が正常より低い位置にあり、内子宮口を覆っていない状態のことです。

 

正常な状態より低い位置にあるということは、正常より子宮口の近くに胎盤があるということになります。低置胎盤であるという判断の目安は、内子宮口とそれに最も近い胎盤の端との距離が2 cm以内の状態であることです。

 

前置胎盤は、胎盤が正常より低い位置にあり胎盤が内子宮口の一部を覆っていたり全部を覆っていたりする状態のことですが、低置胎盤でも前置胎盤と同じように妊娠している時の出血や分娩時の大量出血を引き起こすことがあります。

低置胎盤になりやすいと言われているのは、高齢妊娠の場合など

低置胎盤になりやすいと言われているのは、高齢妊娠の場合や多産の場合、帝王切開や子宮筋腫核出術など子宮手術を行ったことがあることなどが関係していると言われています。

 

また、喫煙も低置胎盤のリスクになると言われています。

低置胎盤は、妊娠中から分娩時に大量の出血をおこしやすい

低置胎盤の症状は、妊娠中から分娩時に大量の出血をおこしやすいリスクがあることです。さらに、胎盤が癒着を起こし、分娩をした後も排出されないことも多いです。

 

ただし、低置胎盤になったとしても特に自覚症状はありません。そのため、定期的なに病院に行くことが大事です。

妊娠36~37週時になっても低置胎盤が改善していない場合

低置胎盤が、妊娠36~37週時になっても改善していない場合は、帝王切開を行うことが多いです。帝王切開での出血の量は多いとされていますが、分娩時の出血コントロールを行うために帝王切開が選択されるのです。

 

経腟分娩を行う場合も、分娩中の出血の量がコントロールできないと判断した場合は、緊急で帝王切開になることもあります。

 

前置胎盤と同じように低置胎盤でも、胎盤が出た後に出血が多くなることがあるため、分娩前後の出血のことを考えて、あらかじめ自己血を貯血しておく場合もあります。子宮収縮が不良である場合は、子宮収縮薬を使います。

医師と十分に話し合いって分娩方針を決めることが大事

低置胎盤の場合は、帝王切開を行うことが多いですが、分娩方針は病院によって違います。

 

緊急時に対応することが可能な病院では、出血などのリスクを説明し、十分に理解した場合は、経腟分娩を行うこともあります。医師と十分に話し合いって分娩方針を決めることが大事です。

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