公開日:2022年 5月18日
更新日:2022年 6月 6日
本日は肺腺がんについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
目次
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
肺腺がんは、肺がんのひとつです。肺がんは組織型によって小細胞肺がんと非小細胞肺がんの2種類に分けられます。非小細胞肺がんはさらに細かく3種類に分けることができ、この中のひとつが腺がんなのです。
腺がんは、一般的に肺腺がんと呼ばれており、肺がんの約8割を占める非小細胞肺がんのうちの6~7割を占めています。
肺腺がんの一部には症状が進むスピードが非常にゆるやかなタイプもあり、この場合は肺の一部を切除するだけで根本的な改善が期待できます。
肺がんはタバコを吸う人に多いとされていますが、肺腺がんの場合はタバコを吸っていない女性に発症することも多くあります。症状が進むスピードが非常にゆるやかなタイプがタバコを吸っていない人に多いと言われています。
肺がんの原因で最も危険であると言われているものは喫煙です。肺腺がんも肺がんのひとつであるため、喫煙が最も危険な原因です。
男性の場合タバコを吸っている人は吸っていない人と比べて4.4倍リスクが高まり、女性の場合はタバコを吸っている人の方が2.8倍リスクが高まるといわれています。
さらに、長い期間にわたって喫煙していること、喫煙し始めた年齢が若いこと、1日に吸うタバコの本数が多いこと、などがよりリスクを高めるとされています。
喫煙をしない人も、受動喫煙が肺腺がんの大きなリスクになると言われています。
肺がんは、初期段階では症状が現れにくいという特徴があります。この特徴は、肺腺がんも同じで初期段階では症状が現れません。咳や血たん、息切れや痛みなどの症状が現れた段階では、ほとんどの場合がんが進んだ状態になっています。
場合によっては、肺の付け根や心臓の周りだけでなく、鎖骨上や首の周りのリンパ節に転移することや、肺の外に悪性胸水や胸膜播種としてがん細胞がこぼれることもあります。さらに、全身に転移することもあります。
がんが転移したりがん細胞が肺の外にこぼれたりすると、立てなくなったり字が書けなくなったりするというような症状が現れることもあります。
肺腺がんの改善方法は、ステージや体力によって違います。さらに、他の病気があるかどうかによっても改善方法が変わります。基本的には手術を行いますが、ステージに合わせて抗がん剤や放射線などの方法を組み合わせて行うことも多いです。
進行が非常にゆるやかなタイプであれば、肺の一部のみを切除する部分切除や区域切除、を行うことで改善することが多いです。進行が非常にゆるやかなタイプ以外であれば、手術で肺葉を切除することが多いです。
肺腺がんを防ぐためには、タバコを吸わないことが大事です。最近多くの人が吸っている電子タバコも注意が必要です。タバコはやめたとしても遺伝子についた傷がずっと残ります。
しかし、やめなければ肺腺がんのリスクは高まっていくだけではなく、慢性閉塞性肺疾患などの他の肺の病気に感染するリスクも高くなります。吸っている場合はやめることが大事です。
改善を行なった後は体力も肺活量も落ちている状態です。日常生活を送る上で困ることのないように、散歩などを心がけ、体力と肺活量をつけていきましょう。
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