公開日:2021年 5月23日
更新日:2021年 6月15日
本日は後頭神経痛について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
後頭神経痛の原因は、後頭神経が刺激されることです。後頭神経が刺激される要因は色々あります。
特に筋肉によって圧迫を受けることが後頭神経が刺激される大きな要因です。そのため、怪我や猫背などの姿勢、頚椎の変形などが後頭神経の刺激の要因になります。
長い時間パソコンを使ったりして、長い時間同じ姿勢でいることも圧迫につながります。さらに精神的なストレスや強い肩こりも後頭神経痛につながる要因です。
後頭神経痛の症状は、後頭部の片側や耳の後ろ側に繰り返し起きる頭痛です。人によっては後頭部全体に痛みを感じることもあります。
後頭神経痛で繰り返し起きる痛みは、電気が走ったように感じたりズキズキと感じたり、キリキリと感じたりします。
突き上げるような痛みで痛みは後頭神経に沿って起こるため、神経の通り道を押さえると非常に強い痛みを感じます。
肩こりや耳鳴り、めまいなどが起こったり、痛みの症状がない時に後頭部に違和感を感じたりすることもあります。
後頭神経痛の多くは自然に改善します。後頭神経痛の改善を行う場合には、神経を鎮める薬を使います。神経を鎮めるために使う薬にはあまり即効性はありません。さらに、人によってはふらつきや眠気、嘔気が出ることもあります。
そのため、薬は後頭神経痛を改善させるために必ず使うわけではなく、自然と改善するまで待つこともあります。
後頭神経痛は、長い時間肩や首の筋肉が強張るような姿勢をしている人に多く起こります。精神的なストレスがある場合も知らない間に肩や首などの筋肉が緊張していることが多いため、後頭神経痛が起きやすくなってしまいます。
後頭神経痛を予防するためには、長い時間にわたって肩や首の筋肉が強張るような姿勢を続けないように気をつけることが大切です。時々筋肉の強張りをほぐすようにしましょう。精神的なストレスが大きくなる前に解消することも大切です。
痛みが強い場合は、かかりつけの医師や頭痛専門の医師に相談することをお勧めいたします。
肩や首の筋肉の強張りが長時間続かないようにするためには、時々休憩をとることが大切です。強張りをほぐすためには、ストレッチなどの軽い体操をすることも良いでしょう。
精神的なストレスを解消するためには、時々気分転換をしたり休みの日を作って好きなことをすることがお勧めです。
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