喉頭嚢胞の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2023年  2月22日

更新日:2023年 12月13日

本日は喉頭嚢胞の鍼灸について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 喉頭嚢胞とは
  • 喉頭嚢胞の原因
  • 喉頭嚢胞の症状
  • 喉頭嚢胞の改善方法
  • 喉頭嚢胞のまとめ

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

喉頭嚢胞は声帯や声門の上下に嚢胞ができて少しずつ大きくなる病気

喉頭嚢胞は、声帯や声門の上下に嚢胞ができて、少しずつ大きくなる病気です。喉頭嚢胞の症状は、嚢胞の大きさや嚢胞ができた部位によって違います。

 

喉頭嚢胞は子供にも発症が見られる病気です。子供は気道が狭く中でも1番狭い部分が声門と言われているため、嚢胞ができるとさらに気道が狭くなり色々な症状が現れます。

喉頭嚢胞の原因は、咳が長い期間続くこと、咳払いの習慣など

喉頭嚢胞の原因は、全身麻酔手術などで気管内挿管を行ったり、咳が長い期間続いていたり、咳払いの習慣があったり、逆流性食道炎によって胃酸の刺激を受けていたりすることです。

 

風邪などの感染をきっかけに突然嚢胞が大きくなり、症状が現れることもあります。そのような場合では、緊急で改善に取り組むことが必要になることもあります。

喉頭嚢胞は、喉頭内の粘膜下に形成される液体または半固体物質を含む袋状の構造です。これらの嚢胞は一般的に良性であり、以下のような原因で発生することがあります。

 

粘膜腺の閉塞:喉頭には多くの小さな粘膜腺があり、これらの腺の出口が何らかの理由で閉塞すると、分泌物が腺内に溜まり、嚢胞が形成されます。

 

慢性的な刺激や炎症:声の過度の使用、喫煙、汚染された空気への曝露、慢性的な咳などによる喉の慢性的な刺激や炎症が、嚢胞の形成を促すことがあります。

 

外傷や手術:喉頭への物理的な外傷や以前に行われた手術が、喉頭嚢胞の形成の原因となることがあります。

 

遺伝的要因:まれに、喉頭嚢胞は遺伝的な要因によって発生することがあります。

 

感染症:喉頭を含む上気道の感染症が、嚢胞の形成の原因となることがあります。

 

喉頭嚢胞は、しばしば無症状ですが、大きくなると声の変化、呼吸困難、喉の違和感などの症状を引き起こすことがあります。

喉頭嚢胞の症状は、喘鳴や呼吸困難、チアノーゼ、陥没呼吸など

喉頭嚢胞の症状は、喘鳴や呼吸困難、チアノーゼ、陥没呼吸などです。

 

嚢胞が小さい間は症状はありません。しかし大きくなると飲み込む時に異物感が現れます。嚢胞が大きくなると、唾液を飲み込むこともできなくなり、気道が狭くなって呼吸困難などにつながります。

喉頭嚢胞はしばしば無症状であることが多いですが、嚢胞が大きくなるといくつかの症状を引き起こす可能性があります。これらの症状は、嚢胞の位置、大きさ、及び成長の速度に依存します。以下は喉頭嚢胞によく見られる症状です。

 

声の変化:声がかすれたり、音域に変化が生じたりすることがあります。声帯上に嚢胞がある場合、特に発声に影響が出やすいです。

 

喉の違和感や圧迫感:喉に何か詰まっているような感じや、圧迫されている感覚を覚えることがあります。

 

嚥下障害:食べ物や飲み物を飲み込む際に違和感や困難を感じることがあります。

 

呼吸困難:喉頭の嚢胞が大きい場合、気道を圧迫し、呼吸困難を引き起こすことがあります。

 

咳:喉の違和感に反応して咳が出ることがあります。

 

声の疲れ:喉の炎症や刺激により、話すことが疲れやすくなることがあります。

 

これらの症状は他の喉の病気でも見られるため、正確な判断のためには耳鼻咽喉科の専門医にいくことが重要です。

喉頭嚢胞の改善方法は、抗菌薬や穿刺吸引、開窓術など

喉頭嚢胞の改善方法は、抗菌薬や穿刺吸引、開窓術などです。抗菌薬は、感染で嚢胞が大きくなった時に使うことで少し小さくなることがあります。

 

穿刺吸引は注射で嚢胞の内容液を吸い出し、一時的に嚢胞を潰す方法で、開窓術は一時的に嚢胞を切開すして中身を出し小さくする方法です。

喉頭嚢胞の改善法は、嚢胞の大きさ、位置、症状の重さに基づいて異なります。以下に、一般的なオプションを紹介します。

 

経過観察:小さく、症状を引き起こしていない嚢胞は、しばしば経過観察が選択されます。定期的なフォローアップで嚢胞の成長や変化を監視します。

 

外科的除去:症状がある場合や嚢胞が大きい場合、または癌の可能性を排除するために、外科的に嚢胞を除去することがあります。手術は通常、内視鏡を使用して行われ、局所麻酔または全身麻酔の下で実施されます。

 

レーザー:一部のケースでは、レーザーを用いて嚢胞を蒸散させることが選択されることがあります。これは、特に声帯に近い位置にある嚢胞の改善に適しています。

 

声の休息:手術後の回復期間には、声帯を休めることが推奨されます。

 

音声法:声帯の不適切な使い方が嚢胞の原因である場合、音声法を受けることで、再発を防ぐのに役立ちます。

 

生活習慣の改善:喫煙の中止、アルコール消費の制限、適切な水分摂取など、喉への刺激を減らすための生活習慣の改善が推奨されます。

 

喉頭嚢胞の改善は個々のケースによって異なるため、適切な方法は医師と十分に相談して決定することが重要です。

喉頭嚢胞の改善で手術が選択される場合、その具体的な方法は嚢胞の大きさ、位置、及びその他の医学的要因に基づいています。以下は、喉頭嚢胞の手術における一般的な手順です。

 

麻酔:手術は通常、全身麻酔下で行われますが、場合によっては局所麻酔を使用することもあります。

内視鏡手術:喉頭嚢胞の除去手術は、ほとんどの場合、内視鏡を用いた微小手術(マイクロラリンゴスコピー)として行われます。内視鏡は口または鼻を通して喉頭に挿入され、嚢胞の位置を正確に視覚化します。

嚢胞の除去:手術では、嚢胞を丁寧に切除します。これには、レーザーまたは小さな手術用の器具が使用されることがあります。目的は、嚢胞を可能な限り完全に除去し、同時に周囲の組織へのダメージを最小限に抑えることです。

組織を調べる:除去された嚢胞は、通常、癌を含む他の病状を除外するために病理学的に送られます。

回復とフォローアップ:手術後は、しばらくの間、声の休息が必要になることがあります。回復を監視するために定期的なフォローアップ診察を受ける必要があります。

合併症のリスク:いかなる手術にもリスクが伴います。喉頭嚢胞の手術におけるリスクには、感染、出血、喉頭の損傷、声の永続的な変化が含まれることがあります。

 

喉頭嚢胞の手術は、専門的な技術を要するため、経験豊富な耳鼻咽喉科医または頭頸部外科医によって行われるべきです。

症状が落ち着いている時には

症状が落ち着いている時には、内視鏡手術や頸部切開で改善を行うこともあります。内視鏡手術は、口から筒のようなものを入れて炭酸ガスレーザーなどで嚢胞を焼く方法で、頸部切開は、嚢胞から喉まで続く長い管ごと摘出する手術です。

 

乳児の場合は、喉頭嚢胞を発症しても手術のリスクが非常に高いです。そのため、穿刺吸引を行い、成長するまで病気の状態のコントロールを行うこともあります。

喉頭嚢胞に効果的なツボ

尺沢

魚際

中府

尺沢

尺沢は、昔から咳などに効果を発揮するツボです。喉頭嚢胞の原因の1つに慢性的な咳などによる炎症も含まれているため、咳を改善することも喉頭嚢胞の改善に役立つ可能性があります。

 

尺沢は咳だけでなく、呼吸困難や痰や喉の痛み、口や喉の渇きなど風邪の症状などにも効果的です。

魚際

魚際は、喉や肺の熱を和らげてくれて呼吸が楽になる効果があります。そのため、喉頭嚢胞で現れる症状にも効果が期待できます。

 

魚際は呼吸器を通っている肺経のツボで、風邪で咳をしている時にもオススメのツボです。他にも、イライラしている時や興奮している時などにも効果的です。

中府

中府は呼吸器の病気の改善に使われるツボの1つです。風邪や喘息、花粉症などの改善によく使われます

 

他にも、鼻水や鼻頭まり、嗅覚障害、胸の痛みや、嘔吐、食欲不振、肩の痛みや腹痛、腰の痛みなどにも使われます。

ツボの場所と押し方

尺沢

尺沢は、手の平を上にして肘を曲げた時にできるしわの上で、親指側にある筋肉の外側にあるツボです。

 

押すときは、親指を使います。他の指は腕をつかむようにして押しましょう。特に咳などに悩んでいるときはより優しく押すことが大事です。

魚際

魚際は、親指の側面にあるツボです。親指の付け根の膨らんだ部分の真ん中にあります。

 

押すときは5秒間押してゆっくり離しましょう。

中府

中府は、鎖骨の外端下のくぼんでいる場所から指の幅1本分、下に下がった場所にあります。

 

押すときはツボの反対側の指を使って押します。押すときの力加減は、気持ちがいいと思うくらいの強さがオススメです。

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