公開日:2022年 2月18日
更新日:2022年 6月23日
本日は転移性脳腫瘍について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
転移性脳腫瘍の原因は、がんが血液の流れによって脳に運ばれ、脳の中で増殖してしまうことです。血液からの流れで転移するため、脳の中のどの場所にでも転移する可能性があります。
脳に転移する前のがんが発生することが最も多い場所は肺で、次に多い場所が乳房だと言われています。他にも大腸や胃などの消化器系などに発生し、脳に転移することも多いと言われています。
脳に転移する前にがんが発生している時には特に症状がなく、脳に転移してから症状が出ることもあります。そのため、初めは原因がわからず詳しく調べてから肺がんなど他の部位にあるがんが見つかることもあります。
転移性脳腫瘍の症状は、頭痛や吐き気、嘔吐、意識障害などです。これらの症状は、腫瘍の大きさの分、頭蓋骨の中の圧力が高くなり脳が圧迫されることで起こります。
症状がどのように現れるのかについては、腫瘍の大きさや腫瘍のある位置によって違います。
さらに、腫瘍によって脳組織に直接傷がつくと、傷がついた部位によって手足のまひ、失語症、けいれん発作、めまいなどの症状が現れます。他にも、てんかん発作や高次機能障害、精神症状などが現れることもあります。
転移性脳腫瘍で現れる症状は、人によって非常に色々あるのです。
転移性脳腫瘍がんの改善は、手術や放射線、抗脳浮腫薬などを状況に合わせて組み合わせて行います。
がんの改善では、抗がん剤を使うことも多いですが、転移性脳腫瘍は抗がん剤の効果が見られないこともあります。そのため、手術で腫瘍を取り除いたり、放射線や抗脳浮腫薬などを組み合わせることで改善に取り組むのです。
単発の転移性脳腫瘍の場合や、多発していても中に大きな腫瘍がある場合は手術で腫瘍を取り出すことが多いです。
がんの改善を行なっている時に何かの症状が現れている場合は、脳腫瘍が見つかって転移性脳腫瘍の疑いが高いです。
がんの改善を行なっているとき、頭痛や吐き気、嘔吐、意識障害などの症状が現れている場合ははならず医師に相談しましょう。
乳がんなどでは、完全に改善した後でも数年後に突然脳の転移が発見されることもあります。このような場合も、きちんと改善を行うことで多くは改善するため、諦めずに改善に取り組むことをお勧めします。