公開日:2023年 2月 3日
更新日:2023年 2月10日
本日は慢性硬膜下血腫について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
未破裂脳動脈瘤の原因は、先天的に脳の血管に弱い部分を持っていることと、高血圧や喫煙、動脈硬化などの後天的な要素が合わさることです。
高血圧やくも膜下出血を起こしたことがある場合はリスクが高くなると言われており、2親等以内にくも膜下出血になった家族がいる場合も注意が必要です。
生活習慣では、喫煙だけではなく、過剰な飲酒もリスクになります。発症は、男性よりも女性に多いと言われています。
脳動脈瘤の症状は、頭痛や神経症状です。コブの中にできた血液のかたまりが脳の血管に詰まると、脳梗塞を起こすこともあります。
このような症状は、脳動脈瘤が大きくなったとき、脳動脈瘤が脳や神経を圧迫することで起こります。
通常は特に症状はなく、最近では脳ドックなどで、たまたま発見されることが多いです。
脳動脈瘤は、突然破裂することがあります。破裂すると脳の隙間にまんべんなく回り込むように出血が広がります。出血が脳の隙間に広がることをくも膜下出血といいます。
脳動脈瘤の改善方法は、手術です。行われる手術には開頭手術と脳血管内手術があります。
開頭手術では、皮膚を切開して頭蓋骨を外し、脳を出して顕微鏡で見ながら隙間を分けて動脈瘤を露出させ、根元を洗濯バサミのような金属のクリップで挟んで、コブを潰す手術を行います。
脳血管内手術では、足の付け根の動脈を刺してカテーテルを動脈の中に入れ脳の血管まで送る方法です。さらに、管の中に細い管を通して動脈瘤の中まで入れ、細い管の中に金属の糸を通して動脈瘤の中に入れ、内側から動脈瘤を詰める方法も行います。
破裂を防ぐためには手術が必要です。しかし、動脈瘤を持っている人全員必ず破裂するわけではありません。手術がすべての人に必要になるわけではないのです。
未破裂脳動脈瘤を持っている場合は、コブの破裂の可能性と手術を行うときの危険性を専門医と十分に相談した上で経過観察して行くのか、手術を行うのかを決めることが大事です。