公開日:2021年 10月 2日
更新日:2021年 11月 7日
本日はVATER症候群について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
VATER症候群で、いろいろな臓器に生まれつき症状が現れる原因はまだ明らかになっていません。
VATER症候群の症状を持って生まれやすい条件はなく、ほとんど場合、遺伝ではなく、偶発的に起こります。
VATER症候群では、椎体の異常、肛門の形態の異常、気管食道瘻、橈骨の奇形および腎の形態の異常という徴候が現れます。
椎体の異常では側弯が起こり、肛門の形態の異常では排便障害が起こります。気管食道瘻では呼吸障害や消化管の通過障害が起こり、橈骨の奇形および腎の形態の異常では橈骨の形成異常や腎機能の低下などが起こります。
様々ある症状のうち、全ての症状があるわけではありません。全てではなくても症状の中の複数の症状がある場合に、VATER症候群であると判断されます。
VATER症候群では、まず手術を行うことが改善のために重要です。心臓の病気や呼吸障害、哺乳が上手にできないことなどを手術などを行うことで改善することが重要なのです。
VATER症候群で現れる症状は人によって違うため、現れている症状に合わせて医者と相談し、対処を行うことで成長を助けることにつながります。
体のいろいろな場所に障害が起こるため、チームで連携して症状の対処をすることが必要です。長い目で見て、過ごしやすい環境を整えることが大切なのです。
VATER症候群によって哺乳ができない場合、口の運動や知覚がない状態が生まれた時から続くことになります。そのため、その間も口の中に刺激を入れることが大切です。
手や器具を使って、常に口の中に刺激を与えておくことで、成長してご飯を食べるようになった時に上手に飲み込むことできるようになります。
上手に飲み込むことができると食事への抵抗を減らすことができ、栄養をきちんと取ることができるようになります。
11時から21時
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