公開日:2022年 7月11日
更新日:2022年 7月13日
本日はホルト・オーラム症候群について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
ホルト・オーラム症候群の原因は、Tbx5という遺伝子の異常です。しかし、遺伝子の異常によってなぜ心臓の奇形や上肢や指の異常などのいろいろな症状が見られるのかについては明らかになっていません。
発症が疑われた場合は、上肢と胸部のレントゲンを撮り、遺伝子の解析を行います。
ホルト・オーラム症候群では、心臓と手に症状が現れます。
心臓の症状では、ほとんどの人に先天性の心臓の奇形が見られます。中でも心臓の左右を分ける壁の欠損をがあるという奇形が1番多いと言われています。人によっては、心電図の異常のみが見られることもあります。
手の症状では、親指の異常や親指に近い体の内側の骨である橈骨系の骨の異常が現れます。両側に症状が見られることが多いですが、左側の方が奇形の症状が強いことがあります。肩幅が狭いという特徴もあります。
心臓に現れる症状も手や上肢に現れる症状も色々あり、同じ家族であっても同じ症状が現れるわけではありません。人によって現れる症状は様々なのです。
しかし、現れる異常は上肢のみで下肢には異常は現れません。
ホルト・オーラム症候群の改善方法は、手術です。心臓の症状が人それぞれ違うため、個人に合わせた手術を行うことが大事です。
ホルト・オーラム症候群を発症しても多くの人は、近年は、医学の進歩によって手術を行うことで一般的な生活を送ることができるようになってきています。
さらに、遺伝カウンセリングなどを通じて、正しい情報を提供したり経験的再発率を示したりして、ホルト・オーラム症候群を発症した人の家族の支えを行います。
ホルト・オーラム症候群では、先天性の心臓の病気によって予後が変わります。心臓に現れる異常は心房中隔欠損や心室中隔欠損などであることが最も多いです。
その場合は、改善を行なった後の予後は一般的に良いとされています。場合によっては、左心低形成など複雑な場合は、生活の質や生命にも影響が現れます。
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