公開日:2019年 12月23日
更新日:2024年 5月15日
本日は腱鞘炎とドケルバン病について解説させていただきます。
腱鞘炎とは、筋肉のはじにある腱をおおう腱鞘に指、手首など特定の関節を反復持続的に使用することでおきた整形外科の病気です。
腱鞘炎は漫画家、小説家など筆記用具をつかう仕事をされる方に多く、好発部位も手指~前腕~肘の関節にかけて多いです。
腱鞘炎は場所によって名前が変わることがあり、ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)もその一つです。ドケルバン病とは、親指に付着する短母指伸筋腱と長母指外転筋が手首の背面にある腱鞘を通るところに生じる腱鞘炎です。
ドケルバン病、腱鞘炎は筋肉の腱と骨がぶつかり合うことで、痛みがおきます。痛みの原因は腱が骨に近すぎるために起きているので、原因の筋肉を鍼灸をすることで回復します。ドケルバン病であれば3つの筋肉を正常にもどせば、完全に回復できます。ドケルバン病の回復を促進させるため、腕全体の血流を改善させます。
○年齢・性別
○人差し指が痺れ始めた時期
○手のしびれの原因
○整形外科の対応
○銀座そうぜん鍼灸院の来院経緯
○銀座そうぜん鍼灸院の処置
ファレンテストについて解説します。
○手根管
この手根管内で何らかの原因により正中神経が圧迫されたのが手根管症候群。
○正中神経の役割
☆ここまでのまとめ
手のしびれは、以下の経緯で感じ始めます。
この悪循環を断ち切るため、鍼灸を行っております!
①手根管の内部の炎症を抑える
筋肉の使いすぎにより、手根管内で炎症が起きていることがあります。
②正中神経の再生
圧迫で痛んだ正中神経を刺激して、神経の再生を促がす。
③神経の興奮を鎮静する
神経に栄養を送る血管を刺激して、血流を改善させます。
週1回のペースで1月間、鍼灸を行いました。
ビリビリ感じていましたが、ピリピリになりました。
まだ、パソコンを使うとシビレが強くなる。
普段は痺れを感じなくなりました。パソコンを使っていると少しずつ痺れが出てきます。
パソコン使用時以外の日常生活では痺れを感じなくなりました。
手根管症候群に使われたツボをご紹介します。
本ページをまとめます。
慢性化し母子球筋の萎縮が進むと、神経の回復が満足にいかない場合があるため早めの処置をおすすめします。
今回の手根管症候群は、使いすぎによるものでしたが、他にも
などによく見られます。
手術が怖い方、後遺症を残したくないけど慢性化する前に何とかしたい。
そんな方に少しでもお力になれるよう対応致します。