公開日:2022年 5月18日
更新日:2022年 6月11日
本日は子宮体がんについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
子宮体がんの原因は、エストロゲンとプロゲステロンです。エストロゲンは子宮内膜を増殖させる女性ホルモンで、プロゲステロンは子宮内膜の増殖を抑える女性ホルモンです。
エストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れ、エストロゲンが過剰な状態になると、子宮内膜が増殖してがんが発生するといわれています。
エストロゲンとは関係がなくても、発生する場合もあります。子宮体がん発症のリスクとなる可能性のあることは、肥満や月経不順などです。さらに、閉経が遅いことや出産経験がないことも子宮体がんのリスク要因であると言われています。
また、乳がんの改善をするためにタモキシフェンという薬を使っていたり、更年期障害の改善をするためにエストロゲンの補充をしていたりする場合も子宮体がんのリスクが高くなると言われています。
子宮体がんの自覚症状の中で1番多い症状は、不正出血です。褐色のおりものの分泌が見られることもあります。
症状が進むと、排尿しにくくなったり、排尿した時や性行為を行ったときに痛みが起きたり、下腹部や腰の痛みを感じたりすることもあります。
子宮体がんの改善方法は、手術です。がんがどのくらい広がっているかなどの状態を考え、放射線を使ったり抗がん剤を使ったりすることもあります。
基本的には手術でがんを取り除くことが必要になるため、手術を行い子宮と卵巣を摘出します。
子宮体がんの初期段階の一部のものは、子宮を温存する方法で改善に取り組むこともあります。
子宮体がんのリスク要因には、出産経験がないことや肥満、月経不順、エストロゲン製剤を使っていることなどがあります。他にも、高血圧や糖尿病もリスク因子として考えられています。
さらに、乳がんや大腸がんを発症した近親者がいる場合もリスクが高まると言われています。
子宮体がんは、初期の段階で発見することができれば、生存率は高いがんです。そのため、何か違和感を感じたときは婦人科に行くことが大事です。