巨大リンパ管奇形の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年 10月23日

更新日:2021年 11月28日

本日は巨大リンパ管奇形の鍼灸について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 巨大リンパ管奇形とは
  • 巨大リンパ管奇形の原因
  • 巨大リンパ管奇形の症状
  • 巨大リンパ管奇形の改善方法
  • 巨大リンパ管奇形のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

巨大リンパ管奇形は、リンパ管が袋状に膨らみ病変がいくつも集まる

巨大リンパ管奇形は、リンパ管が袋状に膨らみ病変がいくつも集まってできた病変のことです。

 

巨大リンパ管奇形は体のいろいろな場所に起きる可能性があります。中でも首や顔の辺りにできると呼吸困難などの症状が起きることがあり、命に関わる危険があります。

 

巨大リンパ管奇形を発症している人の多くは子供です。そのため、母親の胎内ですでに病変ができていると考えられ、生まれたときから病変を持っていることが多いのです。

 

生まれたときに発症していることがわからない場合も、ほとんどは子供の間に発症します。しかし、場合によっては成人になった後に症状がでたり、何か別の目的で調べたとき偶然見つかったりすることもあります。

巨大リンパ管奇形の原因は分かっていない

巨大リンパ管奇形の原因は分かっていません。いろいろな要因が重なって発症すると考えられています。

 

胎内にいるときに母親の生活習慣などが発症に関連しているということは特になく、親子や親類での発症の報告もありません。遺伝もしないと言われています。

病変に出血や感染を起こすと急速な腫れや発熱や痛みが現れる

巨大リンパ管奇形では、特にきっかけがなくても病変の中に出血したり、感染を起こしたりすることがあります。その場合、急速な腫れや発熱や痛みなどの症状が起こります。

 

特に感染を起こした場合は、体全体で感じる強いだるさや悪寒が起こったり、病変部が赤くなり触れたときに強い痛みが起こったりします。

 

腫れるスピードが非常に早い場合、いつもより息を吸い込みにくくなったり飲み込みにくくなったりすることもあります。

巨大リンパ管奇形の主な改善方法は、手術と硬化剤、薬

巨大リンパ管奇形の主な改善方法は、手術と硬化剤、薬です。

 

薬によって行う改善は、効果がはっきりとわかっていません。しかし、様々な薬を使っての改善方法も行うことがあります。

いつもより病変が腫れていると感じた時は注意が必要

巨大リンパ管奇形の病変が顎の下や首にある場合は特に注意が必要です。病変が喉の奥の方や舌の奥の方にも広がっていて気道が狭くなり呼吸困難が起こる可能性があるためです。

 

赤ちゃんの場合、自分で症状を伝えることができないため、より注意が必要です。赤ちゃんの場合は、哺乳の弱さやミルクを続けて飲めない、目立ついびき、息を吸う時の大きな胸のへこみなどがある場合は注意が必要です。

 

さらに、いつもより病変が腫れていると感じた時には注意をすることが大事です。

 

巨大リンパ管奇形ではいろいろな症状が起こることがあります。突然今までになかった症状や痛みや腫れが起こった場合は内出血や感染が起こっている可能性があります。すぐに病院に行くことをお勧めします。

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