公開日:2021年 6月11日
更新日:2021年 11月27日
本日は歌舞伎症候群について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
歌舞伎症候群の原因は、遺伝子の変化です。原因となる遺伝子としては、KMT2D遺伝子と KDM6A遺伝子が関係していると言われています。
遺伝子の変化は、両親にない遺伝子の変化が突然子供に発生する新生突然変異です。そのため、家系として遺伝していく例はあまりありません。
中には遺伝子に変化がなくても歌舞伎症候群を発症している人もいます。遺伝子に変化がなくても発症する原因はわかっていません。
歌舞伎症候群の症状は特徴的な顔貌です。下眼瞼の外側3分の1が外反し、切れ長の眼瞼裂が起こります。外側3分の1は疎な弓状の眉で、鼻は先端がつぶれ、鼻中隔は短く、耳介は大きく変形しとび出ます。
手掌側の指先には渦巻きの指紋でなくても少し盛り上がりがあります。
日常生活を送る上で影響が出る症状には、知的障害や側弯などの脊柱の異常、繰り返す中耳炎、難聴、心血管系の奇形や口唇裂、口蓋裂、消化器の異常、けいれんや内分泌の異常などです。現れる知的障害の程度は人によって様々です。
歌舞伎症候群の根本的な改善方法はありません。現れている症状に対して改善を行うことが基本になります。
歌舞伎症候群で現れる症状は人によって違うため、個人に合わせた改善が必要になります。
歌舞伎症候群は色々な合併症が起きることがあります。歌舞伎症候群を発症した場合は病院に行き、合併症を発症していないか調べることが必要です。
合併症を発症している場合は、病院で合併症の改善を行うことも大事です。合併症の種類や程度には個人差があるため、その人に合わせた改善を行ないましょう。
発達の遅れが気になる場合は、リハビリテーションなどを行うこともあります。
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