頸管無力症の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2023年  2月13日

更新日:2023年  3月14日

本日は頸管無力症について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 頸管無力症とは
  • 頸管無力症の原因
  • 頸管無力症の症状
  • 頸管無力症の改善方法
  • 頸管無力症のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

卵巣過剰刺激症候群は、不妊の改善を行なっているときに起きる

頸管無力症は、妊娠中に赤ちゃんを子宮の中に保っていく力が足りず、臨月を迎える前に子宮頸管が開いてきてしまう状態のことです。

 

頸管は子宮頸管のことで、子宮の入口部分のことです。頸管無力症は、流産や早産の原因になることがあります。

 

日本での発生頻度は約0.05~1%と言われています。発症することが多いのは、妊娠20~22週前後で、発症するときははっきりした自覚症状がないことが多いです。

今のところ頸管無力症の原因はわかっていない

今のところ頸管無力症の原因はわかっていません。

 

生まれつき子宮頸管の組織に異常があることが原因であるという説や、症状がなくても感染が起きていることが原因であるという説もあります。

 

妊娠が2回目以降の場合は、妊娠や分娩をした時に子宮頸管が弱くなってしまい、頸管無力症が起こるとも考えられていますが今のところ詳しくはわかっていません。

頸管無力症の症状は、特にない

頸管無力症の症状は、特になく、下腹部の痛みや性器の出血がないという特徴があります。おりものが増えたり、下腹部の違和感があったりすることもあります。

 

子宮頸管の開きが大きくなると、羊膜が腟の方に下がってきます。羊膜は、赤ちゃんと羊水を包んでいる膜のことで、非常にもろいため、物理的な刺激を受けたり細菌に感染したりすることによって破水が起きることもあります。

頸管無力症の改善方法は、慎重に経過観察を行うことと手術

頸管無力症の改善方法は、慎重に経過観察を行うことと手術です。経過観察は、頸管が短くなり開いてしまうことに注意しながら行います。定期的に調べることも大事です。

 

行う手術は、子宮頸管縫縮術です。手術は流産や早産を防ぐために行います。下半身に麻酔をし、子宮頸管を糸で縛李、子宮頸管が開いてくることを防ぐのです。予防する目的で行われます。

 

ただし、子宮頸管縫縮術が頸管無力症に有効であるかどうかということについては、結論が出ていません。

破水や赤ちゃんが生まれようとしてしまう

頸管無力症では自覚症状はありませんが、本来臨月まで閉じているはずの子宮口が、開いてきてしまう病気です。

 

そのため、破水や赤ちゃんが生まれようとしてしまうということにつながってしまいます。

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