公開日:2022年 7月10日
更新日:2022年 8月20日
本日は剥脱性皮膚炎について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
剥脱性皮膚炎の原因は、皮膚の病気や薬、悪性腫瘍などです。原因となることのある薬は、ペニシリン系薬剤やスルホンアミド系薬剤、イソニアジド、フェニトイン、バルビツール酸系薬剤などです。
原因となる皮膚の病気には、アトピー性皮膚炎や乾癬、接触皮膚炎などが挙げられます。他にも、特定のリンパ腫や白血病などが原因で剥脱性皮膚炎を発症することもあります。
剥脱性皮膚炎を発症した人の中には、原因がわからない人もいます。
剥脱性皮膚炎の症状は、広い範囲の皮膚に紅斑と落屑が現れることです。最初に、全身の皮膚表面が赤くなり、つやが出て、皮膚に鱗屑が起きて厚くなります。場合によってはかさぶたができることもあります。
体の中の広い部分で、表皮が剥がれ落ちます。毛や爪が抜け落ちたり、かゆみが現れたり、リンパ節の腫れが起きたりすることもあります。
剥脱性皮膚炎では、発熱もよくみられます。しかし、熱が損傷した皮膚から出ていくため、寒く感じて悪寒がが起きることもあります。
剥脱性皮膚炎を改善するために、原因がわかっている場合は原因を改善することが大事です。症状が重い場合は、コルチコステロイドの全身投与を行うこともあります。
改善するためのスキンケアとしては、皮膚軟化剤とコロイド状オートミール浴を行います。弱い外用コルチコステロイドを使って改善に取り組むこともあります。
剥脱性皮膚炎では、大量の体液やナトリウム、カリウム、カルシウムなどの電解質、鉄やタンパク質がしみ出すことがあります。
また、皮膚に損傷が起きることで感染に対しての防御も下がり、皮膚に細菌が感染することも多くあります。そのため、発症すると、入院が必要になることも非常に多いです。
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