公開日:2021年 10月 1日
更新日:2021年 10月 8日
本日はグッドパスチャー症候群について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
グッドパスチャー症候群の原因は、コラーゲンというタンパク質に対する自己抗体が作られることです。自己抗体が作られる要因についての詳しいメカニズムや原因は今のところわかっていません。
インフルエンザなどの感染症などがきっかけになって自己抗体が作られることもありますが、自己抗体が作られるようになった原因が特定できないことも多いです。
攻撃の対象となるコラーゲンは、肺や腎臓で多くみられるため肺や腎臓の機能に障害が起きます。
グッドパスチャー症候群の主な症状は肺と腎臓の機能障害です。初期の段階では、全身の倦怠感や吐き気、嘔吐などの症状が現れることが多く、その後肺と腎臓に関係したいろいろな症状が現れます。
肺に機能障害が起こることによって現れる症状は、咳や血痰、呼吸困難などです。腎臓に機能障害が現れると、全身が浮腫んだり、血尿やタンパク尿がでたり、高血圧が起こったりします。
腎臓に関係して現れる症状は呼吸器の症状が現れた後に現れることが多いです。腎機能障害が進むと腎不全になることもあります。
グッドパスチャー症候群の改善方法は、ステロイドや免疫抑制剤などの薬です。薬を使うことで免疫学的な異常を抑えるのです。
自己抗体である抗基底膜抗体を血液の中から取り除くために血漿を交換して改善を行うこともあります。腎機能の障害が進み、元に戻ることが難しい状態になってしまった場合には透析や腎移植が必要になることもあります。
病状を一度コントロールすることができれば、再び発症することはあまりないと言われています。そのため、早めに適切な改善を始めることが大切です。
グッドパスチャー症候群はきちんと改善を行うことで症状をコントロールすることができますが、重度の腎臓の機能障害がある場合の予後はあまり良くありません。
しかし、重度の腎臓の機能障害がある場合も免疫抑制薬を合わせて使うなど積極的に改善を行うことで人機能が改善することもあります。症状の進むスピードが早い場合や年齢が若い場合は医師と相談し、積極的に改善を行うことをお勧めします。
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