公開日:2021年 9月23日
更新日:2021年 10月10日
本日は音響外傷について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
音響外傷の原因は、長い時間大きな音を聞くことです。特に、ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴くことやコンサートやフェスが原因になることが多いです。
他にも、仕事などで爆竹や花火などの爆発音を近くで聞くというような生活をしていることが原因となることもあります。
大きな音を聞き続けることで有毛細胞に傷がつき、脳にきちんと音を伝えることができなくなり耳鳴りや痛みなどの症状が現れます。
音響外傷の症状は、耳鳴りや聞こえの低下、耳の痛みやめまい、耳のつまり感です。
めまいや耳の痛みは一時的に起きることが多く、片耳に起こることも両耳に起こることもあります。場合によっては、耳の詰まり感だけが起こるということもあります。
聞こえが悪くなったという自覚がなくても、右と左で聞こえ方が違ったり音が二重に聞こえたりする場合は音響外傷の可能性があります。
症状が軽い場合は時間がたつことでおさまってきます。しかし、症状が重い場合は、耳鳴りや耳の聞こえの低下がずっと続きます。
音響外傷の改善方法は、ビタミン剤や循環改善剤などを使うことです。薬によって神経細胞の修復を促すことで改善につなげるのです。
症状が軽い場合は、2〜3日大きな音を聴かないようにしていることで自然に回復することも多いです。
1週間以上難聴や耳鳴りの症状が続いてしまう場合は改善が非常に難しくなります。少しでも異変を感じたら病院に行くことが大切です。
ヘッドホンやイヤホンは電車の中や人混みで使うことが多いです。そのため、音量を上げてしまうことも多く、移動の時間などに長い時間使うことも多いです。
ヘッドホンやイヤホンは、直接耳に音が入ってくるため音の周波数が弱まることなく、高いまま耳に伝わり、内耳がダメージを受けることになります。長い時間や大音量での使用は避けることが大切です。
ヘッドホンやイヤホンが原因の場合は少しずつ聞こえが悪くなるため、気がつくまでに時間がかかることも多いです。異変を感じたらすぐに病院に行くことも大切です。
ヘッドホンやイヤホンを使うときは、1時間聞いたらはずして少し耳を休ませることやつけたまま会話ができるくらいの音の大きさにしておくことをお勧めします。
11時から21時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11時~21時迄 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
月曜、年末年始