公開日:2022年 7月10日
更新日:2022年 7月20日
本日は家族性慢性膿皮症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
家族性慢性膿皮症は、遺伝子の異常です。原因となる遺伝子は、ガンマセクレターゼと呼ばれる遺伝子で、ガンマセクレターに異常が起きることで発症します。
遺伝子の異常が原因で起こる病気のため、家族性慢性膿皮症は遺伝する可能性のある病気です。しかし、場合によっては遺伝子の異常があっても病気を発症しないこともあります。
遺伝子の異常があっても病気を発症しない人もいることについて、喫煙習慣や肥満などの遺伝子以外の要因も発症に関係しているのではないかと考えられています。
家族性慢性膿皮症の症状は、皮膚に赤みや痛みが現れたり、膿ができたり、皮膚が盛り上がったりすることです。皮膚に感染症を起こしやすくなったり痒みや灼熱感が現れたりすることもあります。
家族性慢性膿皮症の症状で現れる膿は悪臭がすることもあります。症状は皮膚と皮膚が擦れやすい部位に起こります。多く見られる部位としては、首や脇の下、お尻や陰部周辺などが挙げられます。
家族性慢性膿皮症の症状の特徴は、何度も症状を繰り返すことです。そのため、皮膚に瘢痕ができたり皮膚にトンネル状の構造物が作られたりすることもあります。
皮膚に痛みや瘢痕が現れるため、病変が現れている部位の動きに障害が起こることもあります。
皮膚に瘢痕ができることは、審美性に大きな障害が起きることもあります。そのため、大きなストレスを感じることもあります。
家族性慢性膿皮症の根本的な改善方法は今のところありません。
細菌に感染した時には、抗生物質を使ったり外用薬を使ったりして改善に取り組みます。さらに、皮膚病変の状況によって手術を行うこともあります。
家族性慢性膿皮症では、皮膚病変が悪くならないようにするために日常生活を送る上で注意をすることも大事です。
家族性慢性膿皮症を判断するためには、皮膚病変を詳しく確認することが大事です。
皮膚病変ができている部位や感染症の状況などを確認することが病気を判断する上で非常に重要であると言われています。場合によっては、血液を調べたり超音波で調べたりすることもあります。
また、家族性慢性膿皮症は遺伝する病気であることから、両親や兄弟など血縁関係にある人の中で同じような症状があるかどうかを確認することも病気を判断する上で非常に重要になります。
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