公開日:2022年 2月18日
更新日:2022年 7月 6日
本日は外耳道がんについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
外耳道がんの原因は、慢性的な物理的刺激と言われています。耳に対する慢性的な物理刺激の中で代表的なものは耳かきです。耳かきをした時、たくさん耳を刺激してしまう人は発症しやすいため注意が必要なのです。
他にも、火傷や凍傷、角化症、ケロイドなどが原因になったり、長い期間慢性中耳炎が続くことが原因となったりすることもあります。さらに、長期的な耳垂れや肉芽と呼ばれるできものが原因で発症するケースも見られます。
外耳道がんの症状は、耳漏れや耳出血、めまいなどです。さらに症状が進むと、顔面神経麻痺などの症状も現れます。
外耳道がんは非常に珍しいがんであり、その上、良性腫瘍でも同じような症状が現れます。そのため、判断を誤りやすい病気であるとも言えるため症状が進んでいる場合は、耳鼻咽喉科にいき、詳しく調べることが大事です。
外耳道がんの改善方法は、手術、放射線、抗がん剤です。
早期の外耳道がんの場合は手術を行うことが多いです。早期がんの場合、切除する範囲も小さく、手術を行なった後の機能障害も比較的少ない状態が期待できるためです。
進行がんの場合は手術では広い範囲の切除が必要になるため、手術を行なった後の機能障害が問題になります。そのため、放射線で改善を行うことが多いです。抗がん剤での改善と組み合わせて行うこともあります。
改善のために手術を行う場合は、外耳道の骨を切除するだけで良いケースもあれば、顔を動かす神経や顎の関節を一緒に切除することが必要になるケースもあります。
非常に大きく切除が必要な場合などは、開頭手術を行うこともあります。手術では、基本的には腫瘍を残さないことが改善につながるため、大きな腫瘍の場合は切除する範囲が大きくなっていくのです。
切除する範囲が大きくなると、手術を行なった後の機能障害も大きくなってしまいます。そのため、腫瘍の発生している範囲を正しく判断し、手術によって適切な切除を行うことが重要になります。
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