公開日:2021年 9月 2日
更新日:2021年 11月11日
本日はホモシスチン尿症について解説させていただきます。
☆本記事の内容
銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。
このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。
ホモシスチン尿症の原因は、遺伝です。どのような遺伝子が原因となっているのかに関しては、型によって違います。
ホモシスチン尿症の遺伝形式は常染色体劣性遺伝です。人種や生活習慣などによってどのような人に起こりやすいということはありません。
ホモシスチン尿症の症状は、型によって違います。
Ⅰ型で新生児で病気がわかり改善を始めた場合は、症状はほとんどありません。改善を行なっていない場合は、乳幼児期から発達の遅れや水晶体脱臼などの症状が現れます。
学童期から成人期にかけては全身に神経障害や血栓症によって起こる症状が現れます。型によって骨格異常や眼の症状、血液の異常の症状が現れることもあります。
Ⅱ型とⅢ型は新生児で病気を発見することが難しいです。そのため、症状があらわ割れ始める時期や症状の程度については人によって様々です。
ホモシスチン尿症の改善方法は、食事や薬です。
多くの場合は、メチオニン除去粉乳を使ってメチオニンを制限した食事法やビタミンB6やビタミンB12の補充などを行い、改善に取り組みます。
年長児から成人になると、食事法ビタミンB6やビタミンB12の補充などに合わせてホモシステインを下げる働きをするベタインを使って改善を行うこともあります。
ホモシスチン尿症では、食事で改善を行なったり薬で改善を行なったりします。どちらの方法もサボらずききちんと行うことが非常に大切です。
さらに、血中ホモシステイン値を一定の濃度以下で管理することが必要です。医者と相談しながら改善を進めていきましょう。
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