へバーデン結節の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年  7月 3日

更新日:2022年 10月20日

本日はへバーデン結節について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • へバーデン結節とは
  • へバーデン結節の原因
  • へバーデン結節の症状
  • へバーデン結節の改善方法
  • へバーデン結節のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

へバーデン結節は、第1関節が赤く腫れたり変形して曲がったりする

へバーデン結節は、人差し指から小指にかけての第1関節が赤く腫れたり、変形して曲がってしまったりする病気です。症状が親指に現れることもあります。

 

へバーデン結節という病名は、病気を発見したイギリスのウィリアム・ヘバーデン医師の名前が由来です。

 

どのくらい変形するのかということは人によって違うため、強い変形が認められる人もいればそうではない人もいます。

手を良く使う人に発症しやすい

へバーデン結節の原因は分かっていません。今のところ、手を良く使う人に発症しやすいと考えられています。

 

遺伝性がある病気なのかどうかも分かっていませんが、血縁者にヘバーデン結節を発症した人がいる場合は、体質が似ているということから指先に負担をかけないということを意識することをおすすめします。

 

へバーデン結節の発症が多く見られるのは、40代以降の女性であるといわれています。

第1関節が赤く腫れたり、変形して曲がったりする

へバーデン結節の症状は、第1関節が赤く腫れたり、変形して曲がったり、痛みに過敏になったりすることです。

 

他にも、指のこわばりを感じたり、強く握ることができなくなったりすることもあります。痛みは、安静にしている時でも感じることがあります。

 

人によっては、第1関節の近くに水ぶくれができたりすることもあります。また、症状が親指に見られることもあります。

へバーデン結節の根本的な改善方法は、手術

へバーデン結節の根本的な改善方法は、手術です。手術を行う前に薬を使って改善を行ったりサポーターやテーピングで局所を安静にしたり、アイシングなどを行ったりします。

 

急性期に、少ない量の関節内ステロイド注射をおこなうこともあります。改善を行ってもなかなか痛みが改善せず、変形が強くなっていき、日常生活を送る上で問題が多くなった場合には、手術を行うのです。

普段から手指に過剰な負担をかけないことで予防につながる

へバーデン結節の原因は分かっていません。ただし、手をよく使っている人に多く見られると言われているため、普段から手指に過剰な負担をかけないように心がけることで予防につながると考えられます。

 

第1関節に痛みがある場合は、手指をできるだけ使わないようにして安静にしておくことが大事です。

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