小児難聴の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年  8月23日

更新日:2021年 10月 2日

本日は小児難聴について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 小児難聴とは
  • 小児難聴の原因
  • 小児難聴の症状
  • 小児難聴の改善方法
  • 小児難聴のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

小児難聴は、子供に起きる難聴

小児難聴は、子供に起きる難聴です。子供の難聴は、先天性難聴と成長の過程で起こる難聴の2つのタイプがあります。

 

小児難聴にも、大人に起きる難聴と同じように伝音難聴と感音難聴があり、伝音難聴と感音難聴の両方の症状がある場合は混合性難聴とされています。

 

小児難聴では、早く病気に気がつくこと、早く改善に取り組むこと、早く環境を整えることがより大事になります。これは、子供の場合は言語発達や社会性の獲得などの成長している過程であるためです。

小児難聴には、先天的な場合と成長の過程で起こる場合がある

小児難聴には、先天的な場合と成長の過程で起こる場合があります。先天的な難聴の原因は遺伝や妊娠中の感染、早産、奇形などです。最近の研究では、先天的に起きる小児難聴の9割近くは遺伝が原因であると考えられています。

 

ただし、難聴が起こるか起こらないかは、両親の遺伝子の組み合わせによって決まるため両親に難聴がない場合がほとんどです。

 

成長の過程で起こる難聴の原因ので多いものは、中耳炎です。中耳に膿がたまる急性中耳炎で難聴が起きた場合は一時的な難聴ですが、中耳に液体がたまる滲出性中耳炎で難聴が起きた場合は症状が軽くても長い期間続くことがあるのです。

 

ウイルスや髄膜炎が原因で内耳に障害が起き、難聴を引き起こすこともあります。就学した後に難聴が起きた場合は、心の問題が原因の心因性の難聴の場合もあります。

言葉が遅い、視線が合わない、話しかけても答えがない

小児難聴では、言葉が遅い、視線が合わない、話しかけても答えがないという症状が現れます。

 

大きな音に驚かなかったり、音や声のする方を向かなくなったり、何かを訴えるときに声を発するのではなくジャスチャーを行なっていたりする場合は、小児難聴の可能性があります。

 

さらに、単語を喋らない、声が極端に大きかったり小さかったりする、何度も繰り返し聞き返すなどの症状がある場合も小児難聴の可能性があるため注意が必要です。

小児難聴の改善方法は、薬や手術

小児難聴の改善方法は、薬や手術です。中耳炎などが原因の場合は、薬や手術で聴力が改善することもあります・

 

先天的な場合などで薬や手術でも改善が難しい場合は、補聴器を使うことがすすめられます。強う難聴があり、補聴器でも聴力を十分に補うことができない場合は、人工内耳が必要になることもあります。

小児難聴の症状が現れた場合は、すぐに耳鼻科に行く

小児難聴の症状が現れた場合は、すぐに耳鼻科に行くことをおすすめします。早いスピードで成長しており、色々な機能を発達させている年齢の時に、長い期間聞こえないということは、言葉の遅れなど成長の遅れにつながります。

 

補聴器を使う場合も、専門的な先生から指導を受けることで、平均的な言語発達を得られる可能性は十分にあります。できるだけ環境を整えてあげることも大事なのです。

おすすめ記事

営業時間

11時から21時

営業日
 

11時~21時迄

休業日

年末年始

お問合せ
080-1802-9798