パラノイアの鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年 3月 2日

更新日:2024年  3月  9

本日はパラノイアについて解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • パラノイアとは
  • パラノイアの原因
  • パラノイアの症状
  • パラノイアの改善方法
  • パラノイアのまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

パラノイアは、 妄想性パーソナリティ障害の一種

パラノイアは、 妄想性パーソナリティ障害の一種で、精神的な病気の一つです。パラノイアは、偏執病とも言います。

 

これは、パラノイアでは偏執的になり妄想がみられるためです。しかし、論理は一貫していて行動や思考などの秩序は保たれます。

 

現れる妄想の内容は、迫害妄想や宗教妄想、血統妄想、恋愛妄想などです。

原因は、薬の過剰摂取や過度なストレス

パラノイアの主な原因は、薬を過剰に摂取することや過度なストレスを抱えることです。

 

発症するのは、中年以降で少しずつ発症していきます。発症は、女性より男性に多く見られます。

パラノイアの原因は完全には解明されていませんが、生物学的、心理的、環境的要因の相互作用によって引き起こされると考えられています。以下に、パラノイアの発症に関連する主要な要因を詳しく説明します。

 

生物学的要因

遺伝: 研究によると、精神障害、特にパラノイアや他の妄想性障害を持つ近親者がいる場合、そのリスクが高まる可能性があります。

脳の構造と機能: 脳の特定の領域の機能不全や構造的変化が、妄想を含む異常な認知パターンに影響を与えることが示されています。

神経伝達物質の不均衡: セロトニン、ドーパミン、グルタミン酸などの神経伝達物質のバランスの乱れが、パラノイアや他の精神的な病気の発症に関与している可能性があります。

 

心理的要因

個人の性格特性: 疑い深い性格や敵意を抱きやすい性格の人は、パラノイアを発症するリスクが高まる可能性があります。

ストレスやトラウマ: 過去のトラウマ体験や現在のストレスが高い環境は、パラノイアの発症に寄与することがあります。

 

環境的要因

育成環境: 不安定な家庭環境や虐待の経験は、後の人生でパラノイアを発症するリスクを高めることがあります。

社会経済的状況: 低い社会経済的地位や、社会的孤立感は、ストレスを高め、パラノイア的な妄想を引き起こす可能性があります。

文化的要因: 文化的背景や社会的信念も、パラノイアの発症に影響を与えることがあります。

 

物質使用

薬物やアルコール: アンフェタミンやコカインなどの特定の薬やアルコールの乱用は、パラノイアや妄想的思考を引き起こすか悪化させることがあります。

パラノイアの症状は、頑固な妄想を持ち続けること

パラノイアの症状は、頑固な妄想を持ち続けることです。妄想の内容には、迫害妄想や宗教妄想、血統妄想、恋愛妄想などがあります。

 

偏った執着を持ち、一つの考えに固執して、偏見によって他の意見を受けつけなくなります。

 

パラノイアでは、妄想は現れますが、妄想以外の思考や行動は一貫しており、秩序は保たれた状態になりますが、こだわりは他人には理解できない状態になります。

パラノイアは、根拠のない疑念や信念が特徴的な症状です。これらの妄想は、現実に即していないにもかかわらず、本人にとっては真実であり、論理的な説得や証拠によっても変えられない強固なものです。以下にパラノイアの典型的な症状を詳しく説明します。

 

被害妄想

周囲の人々、組織、あるいは高い権力を持つ存在が自分を害するために陰謀を企てていると確信します。無実の証拠があっても、自分が追跡されている、盗聴されている、または監視されていると感じるようになります。

 

大きさの妄想

自分には特別な能力、富、力、または重要性があるとの過大評価をします。

 

嫉妬の妄想

配偶者やパートナーが自分を裏切っているという根拠のない信念を持ちます。

 

罪悪の妄想

自分が何らかの罪や過ちを犯したという無根拠な信念を持ちます。ここにはしばしば宗教的または道徳的な内容を含みます。

 

身体的または健康に関する妄想

自分が重い病気にかかっている、または身体的な異常があるという根拠のない信念を持ち、医学的証拠がこれを否定しても変わりません。

 

社会的・職業的機能の低下

妄想により、人間関係が悪化したり、仕事や学業に支障をきたしたりします。疑念や信念に関連するストレスや不安により、日常生活の質が低下します。

 

孤立感と信頼の欠如

他人を信用できないために社会的に孤立しやすく、人間関係が希薄になります。

 

対人関係の問題

妄想に基づいて他人に対して敵対的、攻撃的、または疑い深い態度をとることがあり、これがさらに人間関係の問題を引き起こします。

 

パラノイアの症状は、個人の感じ方、経験、および妄想の内容によって大きく異なります。妄想が強固であるため、本人は自分の信念が異常であるとは認識しにくいことがあります。

偏った認知に対して介入を行い、改善に取り組む

パラノイアの有効な改善方法はありませんが、偏った認知に対して介入を行い、改善に取り組みます。

 

場合によっては薬を使うこともあります。薬によって現れる一部の症状は軽くなる可能性もあります。

パラノイアや妄想性障害の改善方法は、症状の程度や個人の状況に応じて異なりますが、主に薬と心理的方法の組み合わせを用いることが一般的です。改善の主な目的は、妄想やそれに伴う不安やストレスを軽減し、社会的・職業的機能を改善し、全体的な生活の質を向上させることにあります。

 

抗精神病薬: 妄想や幻聴などの精神病性症状の管理に用いられます。抗精神病薬には、典型的抗精神病薬と非典型的抗精神病薬があり、非典型的抗精神病薬が好まれる傾向にあります。これは、副作用が少ないためです。例えば、リスペリドン、オランザピン、クエチアピンがあります。

抗うつ薬: パラノイアがうつ病の症状を伴っている場合には、選択的セロトニン再取り込み阻害剤などの抗うつ薬が処方されることがあります。

 

心理的方法

認知行動法: 妄想的信念の認識と対処方法を学ぶのに役立ちます。妄想に対する考え方を再評価し、現実に基づいた考え方へと導くことを目的とします。

支持法: 信頼できる関係を築くことで、自尊心を高め、ストレスを軽減することを目的としています。

家族法: 家族が症状や対処方法を理解することで、サポートシステムを強化します。

 

社会的支援

社会スキル訓練: 社会的な対話や職業訓練を通じて、日常生活や職場での機能を向上させることを目指します。

ケースマネジメント: 社会サービスやサービスを適切に利用できるように支援します。

 

生活習慣の改善

健康的な食事、定期的な運動、良質な睡眠など、全体的な健康状態を向上させる生活習慣の改善が推奨されます。

 

パラノイアの改善方法は個々の症状やニーズに合わせてカスタマイズされるべきであり、多くの場合、複数の方法を組み合わせることで最良の結果が得られます。専門の精神保健医による評価と継続的なフォローアップが重要です

パラノイアや妄想性障害の改善において、主に使用される薬物は抗精神病薬です。これらの薬物は、妄想や幻聴などの精神病性症状を緩和し、現実感を改善するのに役立ちます。以下に、パラノイアの改善に使用される主な薬物のカテゴリーと具体的な薬剤名を示します。

 

非典型的抗精神病薬(第二世代抗精神病薬)

非典型的抗精神病薬は、典型的抗精神病薬に比べて副作用が少ないとされ、広く使用されています。これらは妄想や幻覚などの陽性症状のほか、気分の落ち込みや無気力などの陰性症状にも効果があります。

リスペリドン: 幅広い精神病性症状に対して効果が認められています。

オランザピン: 効果的であると共に、気分安定作用も持っています。

クエチアピン: 睡眠を改善する効果もあるため、睡眠障害を伴う場合に有用です。

アリピプラゾール: 比較的新しい薬で、体重増加や高血糖のリスクが低いとされています。

ジプラシドン : 体重増加の副作用が少ないとされていますが、心電図変化のモニタリングが必要です。

 

典型的抗精神病薬(第一世代抗精神病薬)

典型的抗精神病薬は、非典型的抗精神病薬よりも早くから使用されてきた薬で、主に陽性症状に対して効果がありますが、運動障害などの副作用リスクが高いです。

ハロペリドール : 効果的ですが、錐体外路症状などの副作用に注意が必要です。

クロルプロマジン: 広範囲の精神病性症状に用いられますが、副作用の管理が重要です。

パラノイアは、統合失調症に近い病気

パラノイアは、統合失調症に近い病気です。そのため、特定の妄想をもっている症状以外に特に異常はみられません。

 

そのため、妄想は妄想に関すること以外は行動面でも問題がなく、他人とのコミュニケーションでも問題はありません。

 

しかし、本人のこだわっていることに関する発言や行動は、他人には理解できないものです。そして、妄想に対して反対すると立ち向かいます。

パラノイアに効果的なツボ

四神総

・百会

内関

四神総

四神総は、自律神経を整えてくれる効果があり、うつ病や適応障害の改善に立ちます。

 

適応障害で現れる疲れやすさや食欲不振、不眠、めまい、動悸、やる気が起きない、集中力にかけるなどの色々な症状に効果的なツボなのです。

百会

百会の効果は、自律神経の働きを整えることです。自律神経の働きが整うと、うつ病や適応障害によって現れる症状に効果が期待できます。ストレスに効果を発揮するため、パラノイアの原因にも効果が期待できるのです。

 

百会は、他にも、喉の違和感、肩こりや首こり、めまいなど色々な症状に効果を発揮するツボです。

内関

内関は、気持ちを落ち着かせる効果があります。そのため、刺激をすることでイライラや不安が和らぎます。自律神経のバランスを整えてくれるため、ストレスに対して効果的です。

 

さらに、ストレスによる胃の痛みや不快感にも効果的です。

ツボの位置と押し方

四神総

四神総は、百会の前後左右にあるツボで、百会から親指の幅に進んだ場所にあります。

 

押すときは、両手の中指を重ねて押します。押すと少し痛みを感じることもあります。ゆっくりと呼吸に合わせて押しましょう。

百会

百会は、耳の先端同士をつなげたときの頭の中央部分にあります。

 

押すときには、耳に親指をつけて両手の中指を並べて押します。気持ちが良い程よい力で押しましょう。

内関

内関は、手首の内側にあるツボで、手首のシワから指3本分くらい下にあります。2本の細い腱の中央のあたりを探しましょう。

 

押すときは深呼吸を行いながら押しましょう。

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