アイカルディ症候群の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年 11月23日

更新日:2021年 12月 7日

本日はアイカルディ症候群について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • アイカルディ症候群とは
  • アイカルディ症候群の原因
  • アイカルディ症候群の症状
  • アイカルディ症候群の改善方法
  • アイカルディ症候群のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

アイカルディ症候群の特徴は、脳梁欠損、網脈絡膜異常、てんかん

アイカルディ症候群は、脳梁の欠損、網脈絡膜の異常、てんかんの特徴がある病気です。合併症を引き起こしたり、程度の重い精神運動発達障害が現れることもあります。

 

アイカルディ症候群は男児に発症すると産まれてくること自体が難しいと考えられています。そのため、発症しているほとんどの人は女児で、日本でアイカルディ症候群を発症している人数は約100人前後であると言われています。

アイカルディ症候群の原因は今のところわかっていない

アイカルディ症候群の原因は今のところわかっていません。

 

アイカルディ症候群は基本的には遺伝しないと考えられており、現在発症に関係していると考えられていることは、X染色体の異常です。

アイカルディ症候群の症状は、てんかんや目の異常、骨格の異常

アイカルディ症候群の症状は、脳梁の欠損、網脈絡膜の異常、てんかんです。てんかんは、短時間の身体を強直させるスパズム発作が起こります。目の異常が現れたり、口唇口蓋裂や椎体などの骨格の異常が現れたりすることがわかっています。

 

場合によっては、程度の重い精神運動発達遅滞が現れます。歩くことや言葉を話すことも難しい場合が多いと言われています。

アイカルディ症候群の改善の中心は、けいれんの管理を行うこと

アイカルディ症候群の根本的な改善方法はありません。主にけいれんの管理を行うことが改善の中心になります。

 

てんかんを管理するためには、抗てんかん薬や副腎皮質刺激ホルモン注射などを行います。他にも現れている症状に合わせて改善に取り組んでいきます。

感染予防をすることが非常に大切

アイカルディ症候群の症状は基本的には進行はしません。しかし、症状の程度には個人差があります。

 

合併症を引き起こす可能性もあるため、感染症にかからないように感染予防をすることが非常に大切です。手洗いうがいなどをきちんと行いましょう。

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