ようの鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年 5月 1日

更新日:2022年 5月 2日

本日はようについて解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • ようとは
  • ようの原因
  • ようの症状
  • ようの改善方法
  • ようのまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

ようは、細菌に感染し、皮膚の内側に膿がたまった状態になること

ようは、細菌に感染することによって、皮膚の内側に膿がたまった状態になることです。

 

毛包は、皮膚から生えている毛を鞘のように包んでいる部分のことです。毛包に細菌が感染すると、皮膚が炎症を起こします。この炎症が起きた状態は、毛包炎を発症している状態です。

 

毛包炎を引き起こす病原体となる細菌は、通常、人の体の表面からはいることはできません。しかし、小さな傷などがあると、病原体が入り込み細菌に感染することがあります。

 

細菌が体の中に入り込み毛包炎が重い状態になった状態のことをせつと言います。ようは、せつがいくつかつながってできたもののことなのです。

 

ようはどの年齢でも発症する可能性があります。特に、高齢の人や糖尿病を発症している人は皮膚のバリア機能が落ちていたり皮膚が乾燥していたりするため発症しやすいと言われています。

ようの原因は、毛包に細菌が感染すること

ようの原因は、毛包に細菌が感染することです。

 

肌では、通常、細菌やウイルスがついても体の中に入らないようにするためのバリア機能が働いています。しかし、小さな傷があったり、アトピー性皮膚炎などで炎症があったりすると、皮膚に細菌が入り込みやすい状態になります。

 

このようにして細菌が皮膚に入り込むとようを発症するのです。

ようの症状は、炎症が化膿して黄色く粘度の高い膿がたまること

ようの症状は、炎症が化膿して黄色く粘度の高い膿がたまることです。せつは、首や胸や顔やお尻にできることが多いといわれているため、説が集まってできるようも首や胸や顔やお尻にできることが多いです。

 

場合によっては、熱を持っていたり、痛みを感じたり不快感を感じたりすることもあります。さらに、膿が皮膚の表面で破れ、中の膿が外に出てくることもあります。

 

化膿している部分から細菌が広がり、周りの組織にも感染が起こった場合は、全身に症状が現れることもあります。

ようの改善方法は、膿を出すこと

ようの改善方法は、膿を出すことです。ようができている部分が化膿して黄色い粘度の高い膿がたまっている場合は膿を外に出すことが大事です。膿を出すためには、膿がたまっている部分を直接切って出す方法が最も良いとされています。

 

膿を外に出し、空洞になった部分は生理食塩水で洗い、膿が残らない状態にすることも重要です。

 

免疫力が下がっていたり感染が広がっていたりする場合は、抗菌薬を使って改善に取り組むこともあります。

ようを防ぐためには、皮膚のバリア機能をきちんと保つことが大事

ようを防ぐためには、皮膚のバリア機能をきちんと保つことが大事です。皮膚のバリア機能がきちんと保たれていることで、皮膚に細菌がついても感染を防ぐことができるためです。

 

アトピー性皮膚炎などの皮膚の炎症がある場合は、炎症を改善することがようの予防につながります。

 

さらに、全身の免疫力を高めることも大事です。そのためには、規則正しい生活を心がけて、きちんと睡眠をとりストレスをためないようにしましょう。

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