IRAK4欠損症の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2023年 2月 1日

更新日:2023年 2月 7日

本日はIRAK4欠損症について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • IRAK4欠損症とは
  • IRAK4欠損症の原因
  • IRAK4欠損症の症状
  • IRAK4欠損症の改善方法
  • IRAK4欠損症のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

IRAK4欠損症は、命に関わることも多く重大な病気

IRAK4欠損症は、獲得免疫が未熟である乳幼児期に、肺炎球菌などによる侵襲性感染症を起こしやすくなる病気です。

 

IRAK4欠損症は、命に関わることも多く重大な病気のため、乳幼児期の感染症対策を行うことが非常に重要になります。

IRAK4欠損症の原因は、シグナルの伝達に障害が起こること

IRAK4欠損症の原因は、シグナルの伝達に障害が起こることによって、肺炎球菌などに対する自然免疫の機能が欠けてしまうことです。

 

IRAK4は、Toll-like receptor 、IL-1 receptor、IL-18 receptorからのシグナル伝達をするために、非常に大事な細胞内蛋白です。今のところ、日本国内でlRAK4欠損症を発症している家系は、約10家系と言われています。

重症な病気を発症しやすくなる

IRAK4欠損症の症状は、乳幼児期から化膿性髄膜炎や敗血症、関節炎、骨髄炎、深部組織膿瘍などの重症な病気を発症しやすくなることです。

 

化膿性髄膜炎などの重い症状の感染症を繰り返すこともあります。早い段階で適切な改善を行っていても、症状が非常に早いスピードで急速に進み、命に関わることもあります。

 

成長するにつれて、感染しやすい状態はだんだん軽くなっていくと言われています。

乳幼児期は抗菌剤を投与して感染症をできるだけ防ぐ

IRAK4欠損症では、肺炎球菌ワクチン接種を行い、肺炎球菌を防ぐことが非常に重要です。

 

乳幼児期は抗菌剤を投与して感染症をできるだけ防ぐことを心がけ、細菌感染症を発症した時には、できるだけ早く抗菌剤を使って改善を行うことが必要です。

 

抗菌剤の静注は、感染症を発症してすぐに積極的に考えることが必要になります。乳幼児期のγグロブリン補充も効果的であると考えられています。

できるだけ感染症にかからないように予防に努める

IRAK4欠損症では、化膿性髄膜炎、敗血症、筋膜炎などの病気を発症したとき、早いスピードで症状が悪化していくこともあります。そのため、命に関わったり、後遺症が残ったり、合併症がおこったりすることも多いです。

 

できるだけ感染症にかからないように予防に努めることが大事なのです。

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