耳下腺がんの鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年  9月18日

更新日:2022年  9月23日

本日は耳下腺がんについて解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 耳下腺がんとは
  • 耳下腺がんの原因
  • 耳下腺がんの症状
  • 耳下腺がんの改善方法
  • 耳下腺がんのまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

耳下腺がんは、耳下腺から発生したがんのこと

耳下腺がんは、耳下腺から発生したがんのことです。耳下腺は、唾液を作る器官と大唾液腺の1つで、中に顔面神経が通っています。

 

耳下腺がんは、唾液腺がんの中で1番発生することの多いがんです。ただし、がんの中では非常に珍しいがんで、耳下腺腫瘍ができても悪性腫瘍である可能性は約2割であると言われています。

 

腫瘍の組織型は20種類以上あり。腫瘍がどのくらい悪性の度合いが強いのかについては、種類によって違います。

遺伝子変異やニッケルなどの重金属の暴露が発症と関係がある

耳下腺がんの原因はわかっていません。今のところ発症と関係があると考えられていることは、遺伝子変異やニッケルなどの重金属の暴露などです。

 

耳下腺がんには多くの種類があり、種類によってどのくらいの悪性度合いであるかが大きく違います。5年生存率が90%以上の種類もあれば5年生存率が50%以上の種類もあります。

耳下腺がんの主な症状は、しこりや顔面神経麻痺

耳下腺がんの主な症状は、しこりや顔面神経麻痺です。最初の段階では、良性の耳下腺腫瘍と同じようにしこりが現れます。しかし、悪性の腫瘍の場合は、しこりが早いスピードで大きくなっていきます。

 

耳下腺の中心には、顔面を動かす働きをしている顔面神経が貫いているため、症状が進むと痛みやしびれが現れます。さらに症状が進むと、顔面の動きが悪くなり顔面神経麻痺が現れます。

耳下腺腫瘍の改善方法は、手術

耳下腺腫瘍の改善方法は、手術です。手術によって腫瘍を取り除きます。

 

切除を行う範囲は、腫瘍がどのくらい大きくなっているのかということやどのくらいの悪性度合いなのかということによって変わります。手術には、耳下腺浅葉切除術や耳下腺全摘術、耳下腺拡大全摘術があります。

 

顔面神経麻痺がない場合は、顔面神経はできるだけ温存が試みられますが、場合によっては切除をすることが必要なこともあります。

 

切除をすることで大きな欠損がある場合は、他の部位から皮膚や皮下脂肪などを栄養血管とともに移植する手術を行ったり、切除した顔面神経を他の神経で再建する手術を行ったりすることもあります。

耳下腺腫瘍が悪性の場合

耳の前や耳の下に触れた時、しこりのようなものがある場合は、耳下腺腫瘍の疑胃があります。耳下腺腫瘍の多くは良性の腫瘍ですが、悪性の腫瘍のこともあります。

 

耳下腺腫瘍が悪性の場合は、痛みがあったり、しこりがだんだんと大きくなったり、顔の麻痺症状が現れたりします。そのような症状がある場合は、できるだけ早く病院にいくことが大事です。

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