上強膜炎の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2023年 2月 1日

更新日:2023年 2月 5日

本日は上強膜炎について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 上強膜炎とは
  • 上強膜炎の原因
  • 上強膜炎の症状
  • 上強膜炎の改善方法
  • 上強膜炎のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

上強膜炎は、強膜と結膜間にある組織に炎症が起こること

上強膜炎は、強膜と結膜間にある組織に炎症が起こることです。現れる症状は、目が赤くなることや目の腫れ、目の刺激感などです。

 

上強膜炎の発症は、男性より女性に多く、発症が多い年代は若年成人です。

 

上強膜炎は自然改善することもあります。より早く改善したい場合は、コルチコステロイドの点眼薬を使うことで症状が早く改善します。

上強膜炎の原因は、わかっていない

上強膜炎の原因は、わかっていません。

 

原因として、自己の組織に対する免疫反応が自己組織を攻撃しているということや、色々な全身性の炎症性の病気が関係しているということ、局所の感染が関係しているということなど色々なことが言われています。

 

しかし、ほとんどの場合原因はわかりません。

上強膜炎の症状は、眼が赤くなる、腫れる、眼の刺激感など

上強膜炎の症状は、眼が赤くなる、腫れる、眼の刺激感などです。通常、炎症は眼球の一部分にだけ起こります。隆起した部分が赤色や黄色がかった色になります。

 

他にも、目を押すと痛みを感じたり、涙の量が増えたり、軽い羞明が見られたりします。

ほとんどの場合、上強膜炎は自然に改善する

上強膜炎の改善方法は、コルチコステロイドの点眼薬や非ステロイド系抗炎症薬の内服薬を使うことです。ほとんどの場合、上強膜炎は自然に改善していきます。

 

しかし、コルチコステロイドの点眼薬や非ステロイド系抗炎症薬の内服薬を使うことでより早く症状を改善巣ることができます。

 

目の赤みは、眼の血管を収縮させる作用のある点眼薬を使うことで一時的に改善します。しかし、点眼薬は常用するとさらに赤みが増すため注意が必要です。

強膜炎と上強膜炎の違い

強膜は、目の白目の部分のことです。強膜はより細かく分蹴ることができ、表層の部分を上強膜、その下の部分を強膜と言います。

 

そのため、病気の名前も炎症を起こす部位によって違うのです。表層の部分を上強膜に炎症が起こった場合は上強膜炎、その下の部分に炎症が起こった場合は強膜炎と言います。

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