子宮発育不全の鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2021年  6月23日

更新日:2021年  8月19日

本日は子宮発育不全について解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 子宮発育不全とは
  • 子宮発育不全の原因
  • 子宮発育不全の症状
  • 子宮発育不全の改善方法
  • 子宮発育不全のまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

子宮発育不全は、形状的な発育の問題で子宮が本来の役割ができない

子宮発育不全は、形状的な発育の問題で子宮が本来の役割を果たせない状態であることです。

 

子宮の本来の役割は、最終的に妊娠と出産を行うことです。そのために月経を正常周期で行うことも子宮の本来の役割です。

 

子宮発育不全の状態の場合、正常と考えられる確率で妊娠や出産を行うことができず、多くの場合は正常周期での月経もありません。

 

ただし、子宮発育不全はきちんと病気の名前として使われている名前ではなく、はっきりと判断する基準もありません。

原因は、女性ホルモンの産生の不足か子宮の形状が特殊であること

子宮発育不全の原因は、2つのケースが考えられます。1つは女性ホルモンの産生が不足しているケースで、もう1つは子宮の形状が特殊であるケースです。

 

女性ホルモンの産生の不足は脳や卵巣の異常で起こります。女性ホルモンは脳と卵巣で分泌されるホルモンによって調整されているため、脳や卵巣に異常があると女性ホルモンの分泌が不足するのです。

 

子宮の形状が特殊であるケースでは子宮奇形であることが多いです。生まれつき子宮の形態に異常があることで本来の子宮の役割を行うことができなくなるのです。

多く見られる症状は、妊娠と出産が上手く行かないこと

子宮発育不全は、日常生活の中で強く感じる自覚症状はありません。月経の量が少なかったり、生理不順であったり、無月経であったりする症状があることもあります。子宮の形状に異常がある場合は強い月経痛がある場合もあります。

 

多く見られる症状は、妊娠と出産が上手く行かないことです。しかし、どのくらい上手く行かないのかということに関しては個人差が大きいです。そのため、妊娠して流産を繰り返してしまうことや、妊娠ができないこともあります。

 

しかし、必ずしも妊娠や出産ができないわけではありません。症状や程度には個人差が非常に大きいため、妊娠や出産が可能な人も多くいます。

子宮発育不全の改善方法は手術やホルモンの補充

子宮発育不全を改善する方法は原因によって違います。

 

生まれつきの原因がある場合は今のところ根本的に改善する効果的な方法はありません。しかし、​種類や程度によっては手術による改善が可能です。

 

場合によっては手術を行うことで子宮の形状を正常な形状に近づけることができる場合もあります。

 

ホルモンの異常が原因である場合は、ホルモンを補充することで改善を行います。ホルモンの補充はなるべく早く開始すると症状を最小限にできる可能性があります。

子宮発達不全は病気ではない

子宮発育不全は病気の名前として使われている名前ではなく、はっきりとした判断基準もありません。そのため、子宮発育不全の女性がどの程度いてどの様な症状がある人が多いのかなどの詳しいことはわかっていません。

 

一般的には子宮の発育不全の状態では、正常な子宮と比べて子宮の大きさが小さいことや、子宮内膜が充分な厚さになることができず不妊症や流産になってしまうことが多いです。

 

しかし症状の程度や種類によっては妊娠や出産することも可能です。気になる場合は病院で相談することをおすすめします。

おすすめ記事

営業時間

11時から21時

営業日
 

11時~21時迄

休業日

年末年始

お問合せ
080-1802-9798