前立腺がんの鍼灸【原因・定義・症状】

公開日:2022年 10月18日

更新日:2022年 10月21日

本日は前立腺がんについて解説させていただきます。

☆本記事の内容

  • 前立腺がんとは
  • 前立腺がんの原因
  • 前立腺がんの症状
  • 前立腺がんの改善方法
  • 前立腺がんのまとめ
足のしびれ、痛み

銀座そうぜん鍼灸院の宗前です。

このページを書いている私は、鍼灸師として13年、担当した利用者様数80,000人を誇り、病気の休職者300人を社会復帰できるまで回復させてきた実績があります。

 

前立腺がんは、前立腺に発生するがん

前立腺がんは、前立腺に発生するがんのことです。前立腺は、膀胱のすぐ下にある男性特有の器官で、精子の運動や移動をスムーズにするための役割をする前立腺液を産生しています。

 

前立腺に発生する悪性腫瘍の約9割は前立腺がんであるとされています。多くの場合、初期の段階では自覚症状がありません。しかし、尿のでにくさや排尿の回数の多さなどの症状が現れることもあります。

前立腺がんの原因には、男性ホルモンが関係している

前立腺がんの原因には、男性ホルモンが関係しています。また、前立腺がんを発症するリスクになることには、年齢や人種、家族歴や食事などが挙げられるといわれています。

 

40歳代を超えると、年齢を重ねるごとに発生率が増え、70歳代になると、50歳代の20~60倍の発症率になるとも言われています。

前立腺がんの症状は、排尿困難や頻尿など

前立腺がんの症状は、排尿困難や頻尿などです。

 

しかし、前立腺がんは初期段階では自覚症状のないことがほとんどで、前立腺局所でがんが進んだときに症状が見られることが多く、前立腺がんになることで発症した前立腺肥大症の症状であることも多いです。

 

症状が進むと、骨やリンパ節などに転移することもあります。骨に転移した場合は、腰痛などの症状が現れることもあります。

前立腺がんの改善方法は、経過観察、手術、放射線、抗がん剤など

前立腺がんの改善方法は、経過を観察する方法、手術、放射線、ホルモンを使った改善方法、抗がん剤などです。年齢やがんの悪性度合いなど色々なことを考えた上で改善方法を決めます。

 

経過を観察する方法では、3~6ヶ月ごとに体の状態を調べ、1~3年ごとに前立腺を調べます。病状が悪化する兆候が見られたら、手術など改善に取り組むことを考えます。

 

手術の方法には、開腹手術、腹腔鏡手術、ロボット手術があります。手術の目的は、前立腺と精のうを摘出し、膀胱と尿道をつなぐ前立腺全摘除術を行うことです。場合によっては、前立腺の周りのリンパ節も一緒に取り除くこともあります。

手術をした後の主な合併症は、尿失禁と性機能障害

前立腺がんの手術をした後に現れる可能性のある主な合併症は、尿失禁と性機能障害です。

 

手術の時に尿の排出を調節する筋肉に傷がつくと、尿道の締まりが悪くなり尿失禁が現れる可能性があります。尿失禁を防ぐために、手術ではできるだけ神経や尿道括約筋の温存を行いますが、完全に防ぐことは難しいです。

 

多くの場合、尿失禁は手術をした後数ヶ月は続きますが、半年くらい経つと生活に支障ない程度には回復すると言われています。

 

手術の直後は、勃起障害が起こることがほとんどです。勃起障害は完全に回復することが難しいです。どのくらい回復するのかについては、神経温存の程度や年齢、手術の前の勃起能などで違います。

 

手術を行った時に神経を温存している場合、飲み薬を使って改善を行うこともあります。

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