ビタミンE【サプリメント・効果・飲み方】

公開日:2022年 10月 2日

更新日:2022年 10月 3日

今日はビタミンEについて解説させていただきます。

☆本記事の内容

 ・ビタミンEとは

 ・ビタミンEの効果

 ・ビタミンEの飲み方

 ・ビタミンEの含まれた食品

 ・ビタミンEの副作用

ビタミンEは4種のトコフェロールと4種のトコトリエノールの化合物

ビタミンEは、トコフェロール4種とトコトリエノール4種の化合物の総称で、ビタミンEは、強い抗酸化性作用がある脂溶性のビタミンです。

 

4種類のトコフェロールの中でも、体の中に1番多いのはα-トコフェロールで、α-トコフェロールが生理作用も1番強いです。

 

一定量のビタミンEを含む食品は、抗酸化作用によって体の中の脂質を酸化から守り細胞の健康維持を助ける食品ということで栄養機能の表示が可能です。

 

ビタミンEは、美容や健康のために役立つ栄養素なのです。

ビタミンEの効果は、強い抗酸化作用

ビタミンEの効果は、強い抗酸化作用です。体の中で活性酸素がたくさん発生すると、動脈硬化やがん、老化などを引き起こす原因になるといわれています。ビタミンEは、この活性酸素を取り除く働きがあるのです。

 

活性酸素は皮脂を酸化させ、シミやしわの原因にもなります。ビタミンEは、シミやしわの予防にも役立つのです。

 

体の中の脂質の酸化をも防ぎ、動脈硬化や血栓の予防にも効果を発揮します。さらに、血圧を下げたりLDLコレステロールを減らしたり、細胞膜を健全に保ったりするため、年齢を重ねることで発症しやすい病気を防ぐためにも効果的です。

ビタミンEは、強い抗酸化作用があるため、高齢者に摂取をおすすめします。さらに、シミやシワを防いでくれる効果もあるため、女性にもおすすめの栄養素です。

ビタミンEの1日当たりの摂取量の目安

ビタミンEの1日当たりの摂取量の目安は、男性の場合18歳~49歳で6.0㎎、50歳~74歳で7.0㎎、75歳以上で6.5㎎で、女性の場合18歳~29歳で5.0㎎、30歳~49歳で5.5㎎、50歳~64歳で6.0㎎、65歳以上で6.5㎎です。

 

また、妊娠中は6.5mg、授乳中は7.0mgが目安の摂取量であると言われています。

 

ビタミンEは脂質と一緒に腸管からリンパ管を経由して体内の中に吸収されます。体の中に分布するビタミンEはほとんどがα-トコフェロールであるため、1日に必要なビタミンEの量は、α-トコフェロールの目安量で設定されています。

 

ビタミンEは脂溶性ビタミンです。そのため、食品から摂取する時には生で食べるよりも炒めものなど油脂と一緒に摂取した方がより効率よく体に吸収されます。

 

摂取するとき、ビタミンCやβカロテン、ビタミンB2、セレンと一緒に摂取をすることでより抗酸化力が高まるとされているため、組み合わせて食べることをおすすめします。

ビタミンEが多く含まれている食品はナッツ類など

ビタミンEが多く含まれている食品はナッツ類などです。アーモンドやドライトマト、ヘーゼルナッツや落花生、オリーブオイルやアボカド、モロヘイヤ、西洋かぼちゃ、しそやほうれん草、黄大豆や豆乳などに含まれています。

 

他にも、すじこやツナ缶、サーディン缶やうなぎ、たらこやはまち、ぎんだらやほたるいかめかじき、卵黄などにも含まれています。

長い期間のビタミンEの過剰摂取で肝障害が起こる可能性がある

ビタミンEは、体の中に蓄積されにくい特性があるため、一般的な食生活を送っている場合は過剰に摂取することはありません。しかし、サプリメントや健康食品などで摂取をした場合、過剰摂取になることもあります。

 

長い期間、ビタミンEの過剰摂取を続けると、肝障害が起こる可能性があるため注意しましょう。

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