公開日:2022年 9月 2日
更新日:2022年 9月10日
今日はグルタミンについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
・グルタミンとは
・グルタミンの効果
・グルタミンの飲み方
・グルタミンの含まれた食品
・グルタミンの副作用
グルタミンは、タンパク質を構成する非必須アミノ酸の一種です。非必須アミノ酸は、食品から摂取するだけではなく、体の中でも合成される栄養素です。体の中にある非必須アミノ酸の半分以上は、グルタミンが占めています。
グルタミンは、グルタミン酸とアンモニアから合成されており、体の中ででアンモニアを運ぶ役割をしています。
グルタミンがたくさん蓄えられている場所は骨格筋で、体の中のグルタミンの量の6〜7割は骨格筋に蓄えられているとされています。
グルタミンは運動やトレーニングをした後に消費されるため、体の中のグルタミンの量が足りない場合は、筋肉を保つことが難しくなります。
グルタミンの1回推奨摂取量は、一般的に1回あたり5g程度です。
摂取するタイミングは、運動をする前や後と寝る前がおすすめです。
長い時間運動をすると、血液の中のグルタミン濃度が下がります。そのままの状態にしておくと、体は筋肉を分解してグルタミン濃度を保とうとするため筋肉を減らしてしまわないためにも運動の前と後に摂取をすることをおすすめします。
また、寝ている間は成長ホルモンが分泌されるため、特に疲れがたまっている時や風邪を引いている時などは寝る前の摂取がおすすめです。
グルタミンが多く含まれている食品は、肉や魚、卵、大豆などです。しかし、グルタミンは熱によって変性してしまうため、効率よく摂取するためには生で摂取することが必要です。
刺身や卵かけごはんなどで摂取すると効率よく摂取できるでしょう。生で食べられるメニューは限られるため、サプリメントの利用もおすすめです。
また、グルタミンは非必須アミノ酸であるため、食品で摂取する以外に体の中でも合成されます。
グルタミンは通常の食生活を送っている場合、過剰摂取になる可能性はほとんどないといわれています。しかし、サプリメントなどを利用して摂取した場合、過剰摂取になることもあります。
グルタミンを過剰に摂取すると、副作用として肝障害や腎障害、浸透圧性の下痢などが見られることがあります。
このような副作用があるため、グルタミンは、1日40g以上の摂取はおすすめされていません。
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