公開日:2022年 3月 2日
更新日:2022年 3月10日
今日はカルニチンについて解説させていただきます。
☆本記事の内容
・カルニチンとは
・カルニチンの効果
・カルニチンの飲み方
・カルニチンの含まれた食品
・カルニチンの副作用
カルニチンは、体のほとんどの細胞に存在するアミノ酸由来の物質です。カルニチンは、長鎖脂肪酸をミトコンドリアの中に運び燃やすことでエネルギーを作っています。
カルニチンはエネルギーを作るために非常に大事な役割を担っているのです。さらに、体の中で作られた有毒な物質をミトコンドリアの外に運び、たまらないようにする役割も行なっています。
ほとんどの人は、体に必要な分のカルニチンを体の中で作ることができます。しかし、遺伝や病気などの何かの理由があり、体に必要な分のカルニチンを体の中で作ることができない人もいます。
カルニチンは、肥満の人やダイエットをしている人などにおすすめです。カルニチンと一緒にCLAを摂取すると、さらに脂肪が燃えやすくなるため、ダイエット効果が期待できます。
カルニチンの1日の摂取量の目安は、一般的には200mg~500mgとされています。
生活習慣や体質によっても変わりますが、厚生労働省では、過剰にカルニチンを摂取しないようにするために、日本では、1日の摂取量の上限の目安を約1000mgとしています。
成人の場合、1日に10㎎程度のカルニチンを体の中で作ることができると言われています。一般的には年齢を重ねると、カルニチンを合成する能力が衰えていくため、体の中のカルニチンの量は減ると言われています。
サプリでカルニチンを摂取する場合、摂取するタイミングは基本的にはいつでも大丈夫であるとされています。
カルニチンが多く含まれている食品は、赤身の肉や魚肉、鶏肉、牛乳などの動物性食物です。一般的には、肉の色が赤い方がカルニチンが多く含まれています。
中でもカルニチンを多く含んでいる食品はラムやマトンなどの羊肉です。その次に、牛肉に多く含まれています。赤貝も牛肉と同じくらいの量のカルニチンを含む食品です。
カルニチンを過剰に摂取すると、吐き気や嘔吐、腹部の痙攣、下痢、生臭い体臭などの副作用が現れる可能性があります。
カルニチンは脂肪を燃やす栄養素です。しかし、多く摂ればたくさんの脂肪が燃えるというわけではありません。
体の中で合成して作られるカルニチンは、特に副作用はありません。さらに、食事からの摂取では1日の上限とされている量を超えることもありません。ただし、サプリメントなどで補う場合、きちんと量を守って利用しましょう。
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