コエンザイムQ10 【サプリメント・効果・飲み方】

公開日:2022年 3月 2日

更新日:2022年 3月 5日

今日はコエンザイムQ10 について解説させていただきます。

☆本記事の内容

 ・コエンザイムQ10 とは

 ・コエンザイムQ10 の効果

 ・コエンザイムQ10 の飲み方

 ・コエンザイムQ10 の含まれた食品

 ・コエンザイムQ10 の副作用

コエンザイムQ10は体の中で自然に産生される酵素の1つ

コエンザイムQ10は体の中で自然に産生される酵素の1つで、肉類や魚介類などの食品に含まれている脂溶性の物質です。心臓や肝臓、腎臓、膵臓に高い濃度で認められます。

 

コエンザイムQ10はエネルギーを作り出すために必ず必要な物質で、不足すると細胞の中でエネルギーを作る過程が滞り、エネルギーとして利用できなくなります。

 

高齢者や心疾患、がん、パーキンソン病、糖尿病、HIV感染、筋ジストロフィーなどの慢性の病気を発症している人はコエンザイムQ10の値が下がるということがわかっています。

 

しかし、コエンザイムQ10が下がることと病気を発症することが関係しているのかどうかは今のところ明らかになっていません。

コエンザイムQ10は、コラーゲンをつくる皮膚の細胞を活性化する

コエンザイムQ10はエネルギーを作り出すために必ず必要な物質で、抗酸化作用があります。コエンザイムQ10の働きは、コラーゲンをつくる皮膚の細胞を活性化させることと、肌のターンオーバーを正しい状態にすることなのです。

 

通常、肌の細胞は28日間で生まれ変わるといわれています。しかし、生活習慣や食生活、年齢などによってターンオーバーのサイクルは乱れてしまうことがあります。

 

ターンオーバーのサイクルが乱れると、古い角質が肌の表面にたまり、肌荒れやシミや乾燥などの肌のトラブルにつながります。

 

コエンザイムQ10は、コラーゲンを作る皮膚の細胞を活性化させ、ターンオーバーを正しい状態にすることで老化を予防する効果が期待できるのです

コエンザイムQ10は、特に心臓に多く存在するため心臓機能を保護する効果もあります。他にも、抗酸化作用によって生活習慣病の予防にも効果的です。

 

コラーゲンを作る皮膚の細胞を活性化させることによって、関節痛の改善や骨粗鬆症の予防にも役立つとされています。

目安となる量は、非常に幅広く人によって違う

コエンザイムQ10の1日の摂取量の目安は30~300mgとされています。目安となる量は、非常に幅広く人によって違うのです。生活習慣や期待する効果、健康状態などによって摂取量の目安は変わります。

 

例えば、普段からスポーツをしている人や高齢者の場合、摂取量の目安は60~100mgです。食事だけでは足りない場合、サプリメントを使って補うことがおすすめです。

コエンザイムQ10を含む食品は、青魚や牛肉、豚肉、ナッツ類

コエンザイムQ10を含む食品は、青魚や牛肉、豚肉、ナッツ類です。大豆やくるみ、アーモンド、ピーナッツ、ほうれん草、イワシなどに多く含まれているのです。

 

しかし、食品から摂取できるコエンザイムQ10の量は限られており、通常では考えられないくらい大量の食品を食べなければいけないことになります。

 

体の中で十分な効果を発揮するほどの量を摂取するためには、サプリメントで摂ることをお勧めします。

過剰摂取すると、吐き気や嘔吐、下痢などの胃腸症状が現れる

コエンザイムQ10は、過剰に摂取すると、吐き気や嘔吐、下痢などの胃腸症状が現れる可能性があります。

 

さらに、薬を飲んでいる人の場合は、薬の効果に影響したり、薬の副作用がでたりすることもあります。血圧を下げる薬と合わせてコエンザイムQ10を摂取しすぎると薬の効果が強くなる可能性があると言われています。

 

薬を飲んでいる場合は、医師や薬剤師などに量などを相談してから摂取することをお勧めします。

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