ビタミンC【サプリメント・効果・飲み方】

公開日:2022年 3月 2日

更新日:2022年 3月 3日

今日はビタミンCについて解説させていただきます。

☆本記事の内容

 ・ビタミンCとは

 ・ビタミンCの効果

 ・ビタミンCの飲み方

 ・ビタミンCの含まれた食品

 ・ビタミンCの副作用

ビタミンCは、水溶性ビタミンのひとつ

ビタミンCは、水溶性ビタミンのひとつです。アスコルビン酸とも呼ばれています。

 

多くの哺乳動物は体の中でブドウ糖からビタミンCを合成することができますが、人を含めた一部の動物には合成に必要な酵素がないため、ビタミンCを合成することができません。

 

そのため、人は必ず食事からビタミンCを摂ることが必要なのです。ビタミンCは、コラーゲンを作るために必ず必要な化合物です。

 

ビタミンCが足りなくなるとコラーゲンが作られないため、血管がもろくなり出血を起こす壊血病を発症することもあります。

ビタミンCには抗酸化作用がある

ビタミンCには、毛細血管や歯、軟骨などを正しい状態に保つ働きや、皮膚のメラニン色素の生成を抑える働きがあります。

 

そのため、ビタミンCをきちんと摂取することで日焼けを防いだり、ストレスに対しての抵抗力を強めたり、かぜなどの病気に対しての免疫を高めたりすることができます。

 

ビタミンCには抗酸化作用があるため、がんや動脈硬化を防ぐ効果も期待できます。さらに、抗酸化作用によって老化を防ぐことに対しても効果を発揮します。

ビタミンCは健康や美容を意識している人に非常におすすめです。日焼けの予防がしたい人やストレスを感じやすい人、免疫力を高めたい人やがんの予防をしたい人などにおすすめなのです。

ビタミンCの1日の摂取量として推奨されている量

ビタミンCの1日の摂取量として推奨されている量は、成人の場合100㎎です。ビタミンC100mgがどのくらいかというと、レモンの果汁200gです。

 

通常、食事ではビタミンCを過剰に摂取することはないため、耐容上限量は決められていません。しかし、サプリなどで摂取する場合は、1日1,000㎎以上の量のビタミンCを摂取することは推奨されていません。

 

妊娠している人や授乳中の人は成人と推奨されている量が違います。妊娠している人は10mg、授乳中の人は45mgの摂取が推奨されています。

 

さらに、風邪やインフルエンザなどの感染症に感染している時には体に必要とする量が増えます。喫煙者も禁煙者と比べると必要とするビタミンCの量が増えます。

ビタミンCは、果実類や野菜類、でん粉類などに含まれている

ビタミンCは、果実類や野菜類、いもなどのでん粉類などに多く含まれています。レモンだけではなく、パプリカやブロッコリー、ピーマン、モロヘイヤ、ほうれん草、ゆずや柿、りんごなど色々な果実類や野菜類に含まれています。

 

一般的にバランスの良い食事を心がけることでビタミンC不足になることはないと言われています。しかし、最近は食事による野菜の摂取量が減ってきているため、サプリメントなどで足りない分を補うことが必要になります。

 

ビタミンCは熱に弱い性質があります。そのため、加熱調理をすると分解されます。しかし、じゃがいもやさつまいもなどはでんぷんによってビタミンCが保護されているため、調理しても分解されません。

基本的にビタミンCは過剰摂取しても体の外に出される

健康な人の場合、基本的にビタミンCは過剰摂取しても尿となって体の外に出されるため、副作用などはありません。

 

また、サプリメントによってビタミンCを摂取する場合は、通常の食事で野菜から摂取した場合よりも、体の外に出るまでの時間が非常に短いということがわかっています。

 

ビタミンCが不足すると壊血病、皮下出血、骨形成不全、貧血などの症状が現れることがあります。壊血病では、疲れやだるさを感じる、イライラする、顔色が悪くなるなどの症状も見られます。

 

皮下や歯茎からの出血や筋肉の減少、呼吸困難などの症状が現れることもあります。

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