オメガ3【サプリメント・効果・飲み方】

公開日:2022年 2月23日

更新日:2022年 2月26日

今日はオメガ3について解説させていただきます。

☆本記事の内容

 ・オメガ3とは

 ・オメガ3の効果

 ・オメガ3の飲み方

 ・オメガ3の含まれた食品

 ・オメガ3の副作用

オメガ3は、αリノレン酸、DHA、EPAなどの脂肪酸の総称

オメガ3は、魚油に含まれているDHAやEPA、エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸の総称です。オメガ3は、植物由来のαリノレン酸、魚介由来のDHA、EPAの3つの成分に分けられます。

 

脂肪酸とは、脂質の主な構成要素のことです。脂肪酸が他の様々な物質と結びつくことによって脂質が作られています。

 

体の中で脂肪酸は、活動のエネルギー源としての働き、脂溶性ビタミンの吸収を促す働き、体の細胞膜や核膜やホルモンなどを構成する働き、外からの刺激を保護する働きなどをしています。

 

脂肪という言葉から健康に悪い物というイメージを持つ場合もあるかもしれませんが、脂肪酸は健康のために欠かせない物なのです。

 

オメガ3は栄養学において、健康のために意識して摂るべき必須脂肪酸とされており、血流の改善やコレステロール値の低下、アレルギーの抑制などに対しての効果が期待できます。

オメガ3を摂取することは、生活習慣病の予防の効果が期待できる

オメガ3の成分は、αリノレン酸、DHA、EPAの3つの成分が含まれています。

 

αリノレン酸の効果は、アレルギーの原因となる物質を抑制することや血圧を下げること、血栓を予防することなどです。そのため、オメガ3を摂取することは、生活習慣病の予防の効果が期待できます。

 

DHAの効果は、脳神経を活性化することです。そのため、記憶力の向上などに対しての効果が期待できます。

 

EPAの効果は、血液をサラサラにすることです。そのため、動脈硬化の予防に効果的です。心筋梗塞を防ぐ効果やダイエット効果、筋肉痛を和らげる効果なども期待できます。

 

研究で、2型糖尿病を発症している人がEPAを摂取させると血糖値などの指標が改善されたという発表や、オメガ3を軽度から中度のアルツハイマーを発症している人に24週間摂取させると症状の改善が認められたという報告もあります。

オメガ3を積極的に摂取することがおすすめの人

・血流を改善したい人

・生活習慣病を予防したい人

コレステロール値が気になる人

・ダイエットしたい人

脳を活性化したい人

アレルギー症状を予防したい人             などです。

一度に大量に摂るのではなく、毎日継続してこまめに摂る

オメガ3の1日の摂取目安量は、成人男性の場合2.0g~2.2g、成人女性の場合1.6g~2.0gであるとされています。

 

摂取の仕方としては、サプリメントで摂取をする方法やアマニ油やえごま油をスプーンでそのまま食べる方法、アマニ油やえごま油をおみそ汁やサラダやヨーグルトなどにかけて食べる方法などがあります。

 

調味料やサラダ油をオメガ3を豊富に含んだものに置き換えることもお勧めですが、アマニ油やえごま油は熱に弱いため、加熱調理には適していないため注意が必要です。

 

オメガ3などの脂肪酸は新陳代謝を繰り返しています。そのため、一度に大量に摂るのではなく、毎日継続してこまめに摂りましょう。

オメガ3を多く含む食品は、青魚やナッツ類、植物油

オメガ3を多く含む食品は、青魚やナッツ類、植物油です。青魚はマグロやイワシ、ブリ、サバ、サンマなどに多く含まれています。ナッツ類はくるみやアーモンドなど、植物油はアマニ油やえごま油です。

 

くるみをひとつかみ食べることで、一日の摂取量として推奨されている十分な量を摂ることができます。

過剰摂取すると、出血が止まりにくくなったり肥満になったりする

オメガ3の摂りすぎには注意が必要です。摂り過ぎると、吐き気や下痢 、出血が止まりにくくなるなどの副作用につながる可能性があるためです。

 

オメガ3には血液をサラサラにする効果があります。そのため、過剰に摂取してしまうと、出血したとき通常よりも多い血液が体の外に出てしまう可能性があります。サプリメントでオメガ3を摂取する場合は過剰摂取に注意しましょう。

 

特に、血液に対して作用する薬を飲んでいる場合は、医師と相談してから摂取することが大事です。

 

また、オメガ3は脂の一種であるため、摂り過ぎはカロリーの増加にも繋がり、肥満になる可能性もあります。

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